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米軍特殊作戦司令部が複数のスナイパーライフルを「先進狙撃銃(ASR)」へ統合化を検討

海外軍事

Photo from U.S. Army PEO Soldier
This photo is for illustration purposes only.
米軍特殊作戦司令部(USSOCOM: U.S. Special Operations Command)が連邦事業機会(FBO: Federal Business opportunities)の公告を通じて、「先進狙撃銃(ASR: Advanced Sniper Rifle)」の調達に関する産業界に向けた情報提供依頼を主旨とするイベントを開催すると発表した。「ASR産業イベント」と名付けられたこのイベントは、12月5日から7日に掛けて海軍海上戦闘センター(NSWC: Naval Surface Warfare Center)/クレーン(CRANE)でおこなわれる。

ASRについては既報の通り、①7.62x51mm NATO、②.300 Norma Magnum(.300NM)、③.338 Norma Magnum(.338NM)と、3つの弾種への変換が必須と規定され、今年4月にその要件が発出されている。国産技術・産業基盤を採り入れ、「民生品(COTS: Commercial-Off-The-Shelf)」を利用したサプレッサー対応の製品であることが示さている他、非装填時の重量を7.7キログラム以下とし、サプレッサーを装着していない状態での全長を127センチメートル以下にすることが盛り込まれている。また射撃精度については、3種の弾薬いずれも射距離300メートルにおいて0.5~1.5MOAが要求されている。

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    Photo from Ryan Cleckner Official Twitter
    この件について、陸軍レンジャーのスナイパーとしてアフガニスタンにも展開し、大手銃器メーカーのレミントン社で副社長を務め、「XM2010」スナイパーライフルの開発に携わっただけでなく、SOCOMのアドバイザーとしても従事していたという華々しい経歴を持つライアン・クレックナー(Ryan Cleckner)氏が海軍特殊部隊のお膝元である地元紙のインタビューに応えている。


    Photo from U.S. Army PEO Soldier
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    それによるとクレックナー氏は、「比較的短い距離において有効な一撃を加えることができる①7.62㎜弾は供給面で優れているのに対して、②および③のノルマ・マグナム弾は、威力(エネルギー)と長距離射撃での有効性に優れている」とした上で、これらASRに係る要件が発出された背景には、「ミッションの迅速化に伴って、作戦現場へ持ち込むライフルのバリエーションを最小限に抑えておきたいという現場の声が反映されている」と紹介。「ライフルを構成するパーツの中でバレル部分が最も重量を占めているものの、それにも増して異なるライフルを携行することで弾倉や予備パーツなどを用意する必要がある」「3つのバレルを用意するだけであればスナイパーはどれだけ助かることか」「異なるライフルを使いこなす必要がなくなることで、訓練の効率化が可能になる」とも語っている。

    連邦事業機会によると契約は、5年間の縛りの中で、付属装備を含めた最低数量10挺の確定価格(FFP: Firm Fixed Price)・数量未確定(IDIQ : Indefinite - Delivery Indefinite-Quantity)で結ばれる見込み。次回提案書は2018年2月に同じく連邦事業機会の公告ページを通じて発表される予定。

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