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世界のナイトビジョンスコープ市場は2021年までに1,200億円規模に。特殊部隊での高い需要が後押し

海外軍事

U.S. Army photo by Master Sgt. Michel Sauret
This photo is for illustration purposes only.
英国ロンドンに本社を置くインフィニティリサーチ(Infiniti Research)社傘下のテックナビオ(TechNavio)社が、世界におけるナイトビジョンスコープ市場の成長とその規模に焦点を当てた最新のレポートを発表した。

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    それによると、暗視スコープ市場は世界全体で、2021年までに10億4,533万ドル(=約1,192億円)に達するとしており、予測を超える年平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)で11%近くに拡大していることが示されている。

    2016年度においては、全体の86%が軍用品となっており、スポーツ・ハンティングなどでの需要を大きく引き離し、市場の主要な収益源となっている。とりわけ秘匿任務や対テロ作戦、人質救出、高価値ターゲット、襲撃チームなどに従事する特殊部隊での需要が高くなっている。

    また、地域別では①南北アメリカ大陸(Americas)の54.52%を筆頭に、②ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA: Europe, Middle East and Africa)が29.80%、③アジア太平洋(APAC: Asia‐Pacific)が15.68%と続いている。

    ①南北アメリカ大陸
    全世界の半分以上の需要を抱えているこの地域のキープレイヤーは言うまでもなく、世界最大・最強の軍備を整えている米国の存在が挙げられる。陸軍ナティック兵士研究開発技術センター(NSRDEC: Natick Soldier Research, Development and Engineering Center) の「フューチャーソルジャー2030計画(Future Soldier 2030 initiative)」に代表されるように、近未来兵士においてナイトビジョンは益々需要が高まると予想される。

    ②EMEA
    EMEA地域は最も成長が著しく、サウジアラビア、イギリス、ロシア、ドイツ、フランス、イタリアなどの国々が設備投資をしたこともあって、年平均成長率は12%近くに達しているとのこと。

    ③APAC
    APAC地域は、EMEAと比肩する成長率にあることが示されている。「南シナ海」が1つのキーワードとなっており、急拡大する中国の脅威に対抗するよう、日本、インド、オーストラリアが主要なプレイヤーとして名前が挙げられており、継続的に防衛関連部門に対して資金を投入している実態が見えてくる。


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