NEWS

兵士の状況認識能力を改善。米陸軍の「HUNTR」システム

海外軍事

U.S. Army photo by Angie DePuydt
米ジョージア州カセッタのフォート・ベニング陸軍基地において、遠征戦士演習 (AEWE: Army Expeditionary Warrior Experiments) 年次技術展示が開催され、実験部隊 (EXFOR: Experimental Force) となった第 29 歩兵連隊 第 1 大隊が、兵士の状況認識能力を改善する「HUNTR」システムを体験した。

ミリMONO

    loading
    ミリMONOをもっと見る

    Image from U.S. Army RDECOM CERDEC NVESD


    Image from U.S. Army RDECOM CERDEC NVESD
    HUNTR システムは、陸軍の通信用電子機器研究開発センター (CERDEC: Communications Electronics Research, Development and Engineering Center) において開発された戦術アプリケーション。昼夜の作戦に対応し、拡張現実 (AR: Augmented Reality) とネットウォーリアー (Nett Warrior) システムを併用してヘッドアップディスプレイ (HUD: Head-Up Display) に映し出すことで、味方撃ちを減らす一方で、攻撃性を高め、生存性と機動能力の向上を見出すというもの。

    今回公開された写真を見ると、ケーブル類が通されるなど、電子化に対応するようカスタマイズされたサイドレイルを備える防弾ヘルメットに、イスラエルのルマス (Lumus) 社製 AR デバイスマウントを取り付け、米軍公認規格 (APEL: Authorized Protective Eyewear List) アイウェアに被せて利用していることが分かる。

    HUNTR はまた、兵士の拡張ナイトビジョンゴーグルII(AN/PSQ-20A)にグラフィックスとアイコンを表示する。AN/PSQ-20 は、夜間での微弱な光を増幅させて視界を確保するナイトビジョンと、光が殆ど存在しない環境下で熱分布を図示するサーマルビジョンの機能を併せて搭載することで、様々な悪条件下での視界を得ることができる。

    陸軍が 2015 年 10 月末に発表した HUNTR の開発スケジュールは以下の通りとなっている。

    Image from U.S. Army RDECOM CERDEC NVESD


    同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
    フランス警察特殊部隊『RAID』が屋内偵察に特化した「球形飛行体」を採用
    米陸軍が暗闇でも顔認識し、高価値容疑者(HVT)の捜索に寄与する技術を開発中
    オーストリア軍特殊部隊『ヤークトコマンド』がショッピングモールを使った初の対テロ訓練を実施
    HK社によりアップグレードされた英軍『SA80A3』は2025年まで耐用年数を延長
    「野生のヘビすら気付かない」。米州兵スナイパーが完璧に擬装
    欧米銃器メーカーのインド生産が数年内に拡大か
    同じカテゴリー(海外軍事)の記事
     フランス警察特殊部隊『RAID』が屋内偵察に特化した「球形飛行体」を採用 (2018-04-20 11:44)
     米陸軍が暗闇でも顔認識し、高価値容疑者(HVT)の捜索に寄与する技術を開発中 (2018-04-19 15:27)
     オーストリア軍特殊部隊『ヤークトコマンド』がショッピングモールを使った初の対テロ訓練を実施 (2018-04-17 13:14)
     HK社によりアップグレードされた英軍『SA80A3』は2025年まで耐用年数を延長 (2018-04-16 19:35)
     「野生のヘビすら気付かない」。米州兵スナイパーが完璧に擬装 (2018-04-16 16:19)
     欧米銃器メーカーのインド生産が数年内に拡大か (2018-04-16 14:05)

    この記事をブックマーク/共有する

    この記事をはてなブックマークに追加

    新着情報をメールでチェック!

    ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

    [入力例] example@militaryblog.jp
    登録の解除は →こちら

    ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

    PageTop