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米陸軍が液晶ディスプレイ技術を投じた新たなアイウェアの導入を計画。将来的には派兵時に全支給か

海外軍事
米陸軍が、液晶ディスプレイ(LCD: Liquid Crystal Display)技術を投じた新たなアイウェア・ゴーグルの導入を計画している。

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    新装備の試作開発とその調達を担っている陸軍のPEO(Program Executive Office)ソルジャーが開発したこのゴーグル。日光から目を保護することが目的となっており、明るいところから暗いところへ移動する際に、プッシュボタン1つでその明度を瞬時に切り替えることができる。これによって、従来、無色透明のアイウェアとサングラスの2つを持ち運んでいたものが、1つに統合化されるようになる。

    現状は希望者のみへの販売となることが示されているが、供給数量が増えて価格を抑えることができるようになれば、陸軍がディプロイメントを控える兵士全てへの供給に踏み切る可能性がある。

    また、この他にも既出ながらも、PEOソルジャーが新たな供給装備品を紹介していた。


    Photo from U.S. Army PEO Soldier
    兵士防護システム(SPS: Soldier Protection System)の一部として紹介されたTEP(Torso and Extremity Protection)は、第2世代IOTV(Improved Outer Tactical Vest)からのリプレイスを図るもので、IOTVが26ポンド(=約11.8キログラム)であるのに対して、5ポンド(=約2.3キログラム)の軽量化を実現。指揮官にとって脅威レベルと任務に応じて広範な拡張性を持つことができるようになる。

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    Photo from U.S. Army PEO Soldier
    そしてTEPの中に含まれるバリスティック・コンバットシャツ(BCS: Ballistic Combat Shirt)は、IOTVの時にしばしば要求されていた三角筋周辺の防護に呼応する、通気性を持ち合わせたバリスティックシャツ。TEPのベストと併用するもので、事前のテストでは被験者となった兵士の95%から好感触を得ているようだ。

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    Photo from U.S. Army PEO Soldier
    また、爆発物による破片の飛散から局部を保護する装備として、新たな骨盤防護システム「BPPS(Blast Pelvic Protection System)」が導入される。BPPSは、これまで支給されてきた下着タイプのPUG(Protective Under Garment)、保護用ガーメントPOG(Protective Over Garment)からのリプレイスとなる。こちらも被験者からの評判が良く、「パンツの一部みたい」と言われているようだ。

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    続いて、戦闘ベルトにおいては、肩に対するアーマーの重量負荷を軽減させることが目的となっており、ウェストやヒップ回りでその重みを受け止めることで、兵士の疲労感軽減と機動力の確保が狙える。


    Photo from U.S. Army PEO Soldier
    そしてSPSに含まれる統合頭部防護システム(IHPS: Integrated Head Protection System)は、一部の兵士が既に着用しているポリエチレン製拡張型戦闘ヘルメットに似たものをベースとし、車輌ガンナー向けのクチバシや、バイザーなど、任務内容や用途に応じて後付けできる拡張性を持っている。また、トレンドでもある両側面にピカティニー規格レイルを備え、夜間任務に必須のナイトビジョン取り付けにも対応している。

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    Photo from U.S. Army PEO Soldier
    なお、IHPSに含まれているバイザーについては、飛翔物からの防護を実現するものの、太陽光を防ぐには至っていない。通常はシューティンググラスタイプのサングラスでカバーするところであるが、PEOソルジャーでは、本校冒頭にあるようなLCDを使って瞬時に明暗を切り替える新たな製品を提供されるようになる。

    陸軍は、IHPSを2020年から翌2021年に掛けて供給する計画をしている。

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