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米陸軍・MIT研究チームが戦闘ヘルメットへの転用を見込む「ポリウレタン尿素(PUU)」を使った合成ラバーを開発

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Photo Credit: U.S. Army illustration
米陸軍と同国の名門・マサチューセッツ工科大学(MIT: Massachusetts Institute of Technology)による研究チームが、高性能で丈夫な高分子材料の耐久性をより良く試験するため、ユニークな実験装置を開発。これにより、高速の飛翔体によって発生する突発的な衝撃にも耐え、それを跳ね返す特性を見い出している。

Photo Credit: U.S. Army courtesy illustration
今回のレポートでスポットライトが当てられているのは「ポリウレタン尿素(PUU: PolyUrethane Urea)」を使った合成ラバー。この新たな合成ゴムは、「超弾性」の特性を示し、100万分の1秒未満という僅かな時間でその厚さを半分に変形させ、衝突後に飛翔体をバウンスさせる。

陸軍研究所と、同じく陸軍の兵士ナノ技術研究所、それにマサチューセッツ工科大学の研究者らが、小さなシリカ球体を使った素材と、全光学的なレーザー誘導発射衝撃試験により測定するという方法で試験をおこなっている。


Photo Credit: U.S. Army courtesy photo
ポリウレタン尿素を使った合成ゴムでは、比較的高い歪み率でも跳ね返していたのに対して、その他の素材では、微小な飛翔体はあえなく貫通しており、跳ね返すに至ることは無かったようだ。また研究チームは、「材料の分子組成を変えることによって、侵入深度は更に50%減少した」としている。

戦闘ヘルメット以外に、ボディーアーマーやフェイスシールド、コンバットブーツといった用途が想定されている。

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