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米陸軍の「ゴールデン・ハープ」は救命のカギを握る重症外傷発生の1時間を最大化する

海外軍事

Photo Credit: David Kamm, NSRDEC StratComm
重症外傷発生からの一時間を「ゴールデンアワー」と言う。そのとき、適切な医療処置が施されるかどうかが救命のカギとなる。そのゴールデンアワーを最大限に活かすため、ゴールデン・ハープ(Golden HARP=Golden Hour Ambulatory Rescue Pack=ゴールデンアワー歩行用救助パック)が開発された。

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    ゴールデン・ハープは、暑い環境にて野外任務で携行しながら、点滴パックや輸血パックなどの医療品や水を冷やす用途の装備である。イラクなどの高気温の地域では、点滴パックの内容物が人体に有害な温度に上昇する恐れがあるため、冷やす必要がある。
    ゴールデン・ハープは冷蔵温度の調節が可能で、内容量は2リットルである。MOLLEシステム対応で、MOLLEバックパックなどに装着し携行可能である。


    Photo Credit: David Kamm, NSRDEC StratComm


    Photo Credit: David Kamm, NSRDEC StratComm
    内蔵のBB2590バッテリーは、付属のソーラーパネルにより充電が可能で、気温約33℃で明るい日光のもと、ソーラーパネルを毎日8時間日光に当てれば無期限にバッテリーは持続する。バッテリーを完全に充電すれば、気温約35℃で約111時間、気温約47℃で約60時間、気温約57℃~約69℃で少なくとも30時間は持続する能力がある。

    さらに、内蔵のVICC(真空絶縁冷蔵室)は、本体から取り出して、単体のクーラーボックスとして使用することもできる。

    Text: ムッシュ・コナギ - FM201708

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