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アメリカ陸軍が新分隊選抜射手小銃としてM110A1 CSASSの調達を2019年度予算案に盛り込む

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選定されてから未だ配備が進まない陸軍のセミオート狙撃銃、M110A1 CSASSだが、2019年度予算案に調達のための予算が計上されていることが分かった。CSASSは狙撃手による使用を意図して開発されてきたが、予算案では分隊支援火器的な性格をもつ分隊選抜射手小銃(SDMR)としても配備されるという。
CSASSは陸軍の装備近代化計画の混沌、とりわけ既存の7.62mm小銃を当面の「つなぎ」として採用しようとするICSR(過渡的戦闘小銃)計画の迷走の煽りを受け、本格的な配備が進んでいなかった。先日廃止されたICSR計画は長射程化とボディアーマー対策を目的としたものだったが、M110A1のSDMR化とタングステン弾芯のXM1158 ADVAP弾(2020年度予算で配備予定)によってこれを実現するということのようだ。

参考:アメリカ陸軍の新7.62mm徹甲弾「XM1158 ADVAP」は『タングステン弾芯』であることが明らかに - ミリブロNews

M110A1はH&K社のHK417をベースにしたドイツ軍のG28狙撃銃のバリエーション。予算案によれば1ユニットあたりの価格は8926ドル(約95万円)で2019年に5180丁、2020年に6661丁、2021年に2477丁、2022年に1408丁、2023年に2863丁、5年で約1万8千丁が調達される予定。その内1万4千406丁が陸軍、4142丁が州軍、41丁が予備役に配備される。

Source: Army Squad Designated Marksman Rifle (SDMR) Requested in FY2019 Budget Justification - The Firearm Blog

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201802
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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