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米陸軍がM2重機関銃とMK19自動擲弾銃を1つに合体させた武器を計画。軽量版M2計画も再始動か

海外軍事

U.S. Army photo by Staff Sgt. Matthew C. Cooley, 13th SC(E) Public Affairs
米陸軍が、"キャリバー50" M2重機関銃とMK19自動擲弾銃の両方をリプレイスする、新たな外部マウント式ウェポンに向けた要件作成のごく初期段階にあることが、スカウト・ウォーリアーの取材によって明らかとなった。

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    Photo by Spc. Derrik Tribbey, 1ST ABCT
    このアイデアは、機動攻撃における軽量化と、リーサリティーの向上という両面を同時に実現させる「統合火力システム(combined-fires weapons)」と位置付けられており、グレネードランチャーの爆発的な「制圧攻撃能力」と、50口径重機関銃による敵の行動を食い止める「抑制的な射撃能力」を兼ね揃えることが希求され、兵站・戦術の両側面においてアドバンテージを持つことに期待が寄せられている。

    陸軍の開発関係者によると「まだ開発段階でさえもない」と前置きしながらも「全く新しいタイプの弾薬を備えた武器になるだろう」と語っている。

    一方で陸軍は同時に、50口径用の軽量バレルの開発に乗り出しており、現行で26ポンド(=約11.8キログラム)あるとされるバレル重量を10ポンド(=約4.5キログラム)にまで軽減させたい考え。加えて、新型の測距儀や、火器管制技術、光学照準器(MMO: Mounted Gun Optic)、ケースレス弾薬の使用も視野にあるようだ。


    Photo: Courtesy of U.S. Army
    50口径機関銃は、車輌を使って移動する際に、その車列を護り、路傍の敵を排除する目的で長きに渡って使用されてきた。「我々は常に兵士の負担を軽くしたい」という言葉からも、軽量化は切実な要件となっている。

    その声を反映し、陸軍では耐久性も併せ持った軽量なチタンを利用し、現行M2の20~30%の軽量化を図る新型の試作品を開発しているとのこと。当該試作品は、ニュージャージー州にある陸軍のピカティニー・アーセナル兵器開発センターで造られ、アラバマ州アニストンの陸軍兵站部に送られているという。


    Photo: Courtesy of U.S. Army
    陸軍は現在までに24,000挺のM2と、25,000挺のアップグレード版M2A1を運用している。なお過去には、M2重機関銃に代わる次世代の重機関銃として「XM806」が開発された経緯があり、今回のスカウト・ウォーリアーの記事では触れられていないが、2012会計年度末からの調達契約が決まっていたものの、同年7月に計画中止が発表されている。

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    今回の軽量版M2重機関銃について陸軍は、正式に提案要求書(RFP: Request For Proposal)を公表するための準備段階として、今年の夏までにその初期試作モデルを受け取る計画だとしている。

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