米銃器メーカーが2016年に統計史上「最多」の銃器を生産。ATFが年次報告書で発表

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Photo from National Institute of Standards and Technology (NIST)
This photo is for illustration purposes only.
米国の銃器製造事業者が2016年度に、史上最多となる「1,100万挺」以上の銃器の生産をしていたことが、「アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF: Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)」の統計『年次銃器製造輸出報告書(AFMER: Annual Firearms Manufacturing and Export Report)』によって明らかとなった。
同報告書は30年に渡って記録された名前の通りの年次報告書で、集計の都合上、当年から2年遅れで発表される。

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    8日発表の資料によると、2016年度に製造されて市場に流通した銃器の総数は「11,497,441挺」で、その内訳は以下の通りとなっている。

    Year 2016 Final Manufactured Firearms Distributed Into Commerce
    ①ピストル:4,720,075挺
    ②リボルバー:856,291挺
    ③ライフル:4,239,335挺
    ④ショットガン:848,617挺
    ⑤その他銃器:833,123挺
    ⇒合計:11,497,441挺
    2016年と言えば、全米最強ロビー組織「全米ライフル協会(NRA)」の支持を受けたドナルド・トランプ候補(当時) V.S. 「銃規制強化」を掲げたヒラリー・クリントン候補によって歴史的な大統領選挙がおこなわれた年でもある。クリントン氏勝利ともなれば、銃規制の強化が確実となり、それを見越した駆け込み需要が激しさを増したことがその背景にある。2015年度の国内生産数が「9,358,661挺」だったことと比べても、約123%の増産となったことも資料の中に示されている。

    また、それまでのバラク・オバマ政権下でも銃規制が度々取り上げられていたこともあり、駆け込み的な銃器購入の土壌が造られている。同年次報告書によれば、銃製造業者は2009年から2016年の間に生産量を倍増させていることからも裏付けられている。

    なお、統計最古に記録された1986年度と比較すると、当時は3,040,934挺であったことが示されている。このことからも、最多数を記録した2016年は30年の歳月を経て、その4倍近い増産がおこなわれたことを意味している。

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