「ビン・ラディンに最後の一発を見舞った」ST6隊員の戦闘服・装具などが博物館に展示

ミリタリーブログサポートチーム

2017年07月11日 13:13

オサマ・ビン・ラディン (Osama bin Laden) 容疑者に対して「最後の一発を見舞った」と語る、米海軍特殊部隊ST6(SEAL Team 6, a.k.a. "DevGru")の元隊員の戦闘服や装備が、カリフォルニア州ヨーバリンダのリチャード・ニクソン図書館&博物館で展示中。

提供したのは、ロバート・オニール(Robert O’Neill)氏で、地元紙によると、オニール氏のユニフォームが公の場に展示されるのはこれが初めて。

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ヘルメットやグローブの他、ペンや小さなメモ帳なども展示用に提供されている。また、フロントとサイドポケットには異なるガジェットが入っているなど、マニア目線で興味深い点も反映されているようだ。


展示自体は7月31日までおこなわれているが、7月26日にはオニール氏が現地を訪れ、登壇する予定が組まれている。

オニール氏は、400回以上にも及ぶ軍の作戦に参加し、2度のシルバースターをはじめ、ブロンズスターを4度、統合参謀本部勲功章、殊勲部隊章の他、2度の海軍・海兵隊賞賛章など52の勲章を受勲。その後2012年に、精鋭隊員としての華々しいキャリアに終止符を打ち、軍を後にしている。
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