並木書房が「日本軍はこんな兵器で戦った—国産小火器の開発と用兵思想」を刊行

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並木書房より、「日本軍はこんな兵器で戦った—国産小火器の開発と用兵思想」が刊行となる。
日本軍はこんな兵器で戦った—国産小火器の開発と用兵思想
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陸上自衛隊の各駐屯地には日本陸軍の小火器が数多く保管・展示されている。しかしながら、見学に足を運ぶ人はいまだ少なく、自衛官でさえも旧陸軍の小銃、機関銃、拳銃、擲弾筒がどのようにして出来上がったのかなど、その歴史を知る人は多くないという。

西欧が300年の歴史をたどって進歩させた近代火器を、僅か20年ほどで追いつき、初の国産小銃を作り上げた村田経芳(むらたつねよし)。村田の後継者の有坂成章(ありさかなりあきら)が開発した「三十年式歩兵銃・騎銃」で、日本は大敵ロシアを打ち負かし、あわせて機関銃の採用にも熱心に取り組んだ。その後、南部麒次郎(なんぶきじろう)が完成させた名銃「三八式歩兵銃」で大東亜戦争を戦い抜いた。彼らの名は多くの日本人に忘れ去られているものの、欧米の識者や造兵専門家の間では今も高く評価されている。

国産兵器を手にして戦った兵士たちは、何に困り、何を喜びにしたのか、教育が果たした近代化にはどのような苦労があったのか――。本書は、当時の人々の目線に近いところで旧陸軍の小火器の変遷を明らかにしたものだ。


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