ナイフメーカー「ガーバー」の創業者、ピート・ガーバーが死去

エアソフト・サバゲー・実銃・アウトドア関連 Comments(0)
ナイフメーカー「ガーバー」の創業者、ピート・ガーバーが死去
軍用ナイフ「マークII」や「マルチツール」で知られる「ガーバー」社の創業者の一人、ピート・ガーバーが2019年9月28日に90歳で死去した。
「ガーバー」社はもともと、ピートの父親が1910年、オレゴン州にて創業した広告代理店であった。ナイフメーカーとしての端緒は、1939年に代理店のクライアントにカトラリーを贈ったのが始まりである。

デヴィッド・ゼパニア・マーフィーの手になるこのキッチン・ナイフは評判となり、やがてガーバーはマーフィーのナイフを仕入れ、販売する「ガーバー・レジェンダリー・ブレード社となった。当時はスポーツ用品店であったアバクロンビー&フィッチもその顧客の一つである。

ピート・ガーバーは50年代からFiskarsに吸収合併される1987年まで経営に関わり、リードデザイナーのボブ・ラブレスをはじめ、アル・マー、ポール・ポールマン(アキシャル・ロック折りたたみナイフ)、ブラッキー・コリンズ(LSTナイフ)らと様々な名作ナイフを世に送り出した。

「マークII」コンバットナイフ。ベトナム戦争中非常に多くの将兵に好まれたが「残虐すぎる」とされ一時期PXでの販売が中止された。当時ガーバーで働いていたアル・マーはヒルト近くに鋸歯を追加し「戦闘用ではなくサバイバル用」として、再度の販売にこぎつけたという。
ナイフメーカー「ガーバー」の創業者、ピート・ガーバーが死去

Source: Pete Gerber, Founder Of Gerber Legendary Blades, Dies at Age 90 | SGB Media Online

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201911
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


同じカテゴリー(エアソフト・サバゲー・実銃・アウトドア関連)の記事画像
コールオブデューティー モダン・ウォーフェア2  最新トレーラーが初公開
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
タクティカルナイフよもやま話 ストライダーナイフってなに?
DJIの最新ドローンMavic3
特殊部隊の隊員が描く、本格クライムムービー漢たちの「HAKUTO」始動 開始。
災害に、アウトドアに、一つあると心強いライト、 SureFire(シュアファイア) その3 テールスイッチの不思議編
 コールオブデューティー モダン・ウォーフェア2 最新トレーラーが初公開 (2022-06-10 13:36)
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 タクティカルナイフよもやま話 ストライダーナイフってなに? (2022-06-01 09:26)
 DJIの最新ドローンMavic3 (2022-02-08 17:30)
 特殊部隊の隊員が描く、本格クライムムービー漢たちの「HAKUTO」始動 開始。 (2021-12-18 13:42)
 災害に、アウトドアに、一つあると心強いライト、 SureFire(シュアファイア) その3 テールスイッチの不思議編 (2021-12-03 16:54)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop