露ロステック子会社 ロシア初となる重機関銃用大型ドットサイトを開発
Photo from Rostec
ロシア・ロステックの子会社、Roselectronica(Росэлектроника)社がロシアでは初めてとなる重機関銃用のドットサイトを開発した。
«Росэлектроника» создала первый российский коллиматорный прицел для стрельбы на дистанции более 1000 метров из...
Росэлектроникаさんの投稿 2020年5月12日火曜日
公開された画像。右側のノブで射程距離を400、800、1200メートルに切り替えできるようだ。左側に明るさ調整ノブと電池ケースが見える。
Photo from Rostec
同社のプレスリリースによれば、50口径のKord重機関銃での使用を前提としているようだ。単体の写真ではサイズ感がつかみにくいが、かなり大ぶりなデザインとなる。大型レンズによって視野角は20度とかなり広くとることができる。
関連記事:
・重機と軽機にコンバージョン可能! ロシア製Kord重機関銃の実射レポートがスターチャンネルで公開 - ミリブロNews
こうした重機関銃は車両やヘリコプターといった移動体から射撃されることが多い。ドットサイトの搭載によって、こうした状況での命中率の大きな向上が期待できる。
西側ではすでにM2ブローニング用としてDI Optics社のDCL-120やTrijicon社のMGRSなど重機関銃用のドットサイトがリリースされている。
さらに、Trijicon社の電子照準器プロトタイプ「CCAS」では射程を計測してドロップ量を自動算出したり、動く目標に対し自動でリードを計算したりといった機能が実現している。
こうした光学照準器は耐久性や動作性に関して議論となることが多く、軍用としては得られる性能に対してデメリットが多すぎるとする声も大きい。しかし、銃や弾薬の性能向上は頭打ちになりつつあり、その他の部分で補う必要がある。
Photo from Rostec
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こうした重機関銃は車両やヘリコプターといった移動体から射撃されることが多い。ドットサイトの搭載によって、こうした状況での命中率の大きな向上が期待できる。
西側ではすでにM2ブローニング用としてDI Optics社のDCL-120やTrijicon社のMGRSなど重機関銃用のドットサイトがリリースされている。
Photo from DI Optics
さらに、Trijicon社の電子照準器プロトタイプ「CCAS」では射程を計測してドロップ量を自動算出したり、動く目標に対し自動でリードを計算したりといった機能が実現している。
Trijicon CCAS™ (Continuously Computed Aiming Solution) - YouTube
こうした光学照準器は耐久性や動作性に関して議論となることが多く、軍用としては得られる性能に対してデメリットが多すぎるとする声も大きい。しかし、銃や弾薬の性能向上は頭打ちになりつつあり、その他の部分で補う必要がある。
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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