米韓連合軍司令部(ROK-US Combined Forces Command / usfk.mil)は15日、米韓による合同軍事演習「キー・リゾルブ(Key Resolve)」とFTX(Field Training Exercise：野外機動訓練)の「フォール・イーグル(Foal Eagle)」を2月28日から3月10日に掛けて実施することを発表した。なお、同司令部によると、フォール・イーグルについては、4月30日まで引き続き実施されるとのこと。

※写真は昨年度に実施されたキー・リゾルブの様子
キー・リゾルブは、アジアが抱える大きな火薬庫の1つである朝鮮半島情勢において、潜在的に有する不測の事態に備え、米韓における軍事同盟関係が、即応的に機能を果たすかを確認すべく、年に1度の開催が行われてきた。

また、併行して実施される野外機動訓練のフォール・イーグルでは、陸・海・空、海兵隊はもとより、特殊部隊との連携による訓練が実施される。

聯合ニュースなど、韓国系ニュースサイトによると、韓国政府は米韓での軍事同盟における防衛能力の徹底的な点検を実施することに言及し、昨年度の同演習で実施されなかった米空母の参加を明らかにしており、米軍から2万人を超える兵力の参加が見込まれているとしている。


参考記事：
http://www.usfk.mil/usfk/ShowArticle.aspx?ID=751&SubcatID=210
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2011/02/15/0900000000AJP20110215000700882.HTML
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110215/kor11021513170000-n1.htm
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2011021500315