NEWS

F-22ラプター、追加予算の契約改訂を米空軍より受領

海外軍事 Comments(0)
ロッキード・マーチンは17日付けのプレスリリースで、F22ラプター飛行隊を継続させるにあたって、米空軍より7億2,660万ドル(約603億円)の契約改訂を受けたことを発表した。

2010年に振り返ってみると米空軍は、F22をグアム、日本、アラブ首長国連邦を含む世界の各地で展開させている。そして2011年に入ってから1月には、アラスカのエレメンドルフ空軍基地より、沖縄嘉手納基地へF22ラプター飛行隊がフルスケジュールで展開するなど、その運用頻度が高まっている。米空軍が保有する、どの航空機と比べてもラプターは、文字通り「引っ張りだこ」となっている様子が併せて報告されている。なお、F-22は2010年時点で最終187機の調達での生産中止が発表されている。

そこでロッキード・マーチンでは、可能な限りコストを抑えつつも、その性能と信頼性を高い次元で継続させるために、ちかく米空軍との緊密なパートナーシップを強めたいとしている。

そうした背景の1つには、中国が開発を急いでいる第5世代を称した「殲20」や、それよりも更に脅威レベルの高い完成度と目されるロシア Sukhoi T-50 PAK FA(Perspektivnyi Aviatsionnyi Kompleks Frontovoi Aviatsii)の登場がある。ただ、そのいずれとも性能的に凌駕するであろうF-22は、益々大きな存在価値を示すことになるだろう。

17日におこなわれた、米国の上院軍事委員会 公聴会において、ゲーツ国防長官は中国が2025年までに第5世代のステルス戦闘機を最大で300機の配備を予測。その一方で米軍としては、懸念材料こそ山積しつつも、次世代として配備をすすめたい次期主力のステルス戦闘機であるF35の調達数を着実に増やしながら、F22と併せて2025年までに、1,500機のステルス戦闘機の配備をすすめるとしている。

第5世代ステルス戦闘機の登場により、アクセス拒否(Denied-Access)の脅威を打ち負かすことが可能となり、抑止力としての大きな役割を担い、安全保障へ貢献することができるとする一方で、それを保有しない場合の対策が急がれる。


参考記事:
http://www.lockheedmartin.com/news/press_releases/2011/110217ae_raptor-contract.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011021800625


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
ドイツ陸軍が7.62mmNATO口径の短距離向けセミオート狙撃銃の公募開始
アメリカ海兵隊 対中国戦略の一環として戦車部隊の廃止を計画
アメリカ陸軍 M4カービンのアップデート計画に約5億円の予算を想定
アメリカ陸軍 退役医療技術者にCOVID-19対策支援への参加を呼びかけ
『デンジャー・クロース 極限着弾』ムビチケプレゼント
米軍次世代分隊火器の調達予算とスケジュールが公開 約14万5千丁を5年で取得予定
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 ドイツ陸軍が7.62mmNATO口径の短距離向けセミオート狙撃銃の公募開始 (2020-04-03 19:15)
 アメリカ海兵隊 対中国戦略の一環として戦車部隊の廃止を計画 (2020-04-01 21:30)
 アメリカ陸軍 M4カービンのアップデート計画に約5億円の予算を想定 (2020-03-31 21:49)
 アメリカ陸軍 退役医療技術者にCOVID-19対策支援への参加を呼びかけ (2020-03-30 18:22)
 『デンジャー・クロース 極限着弾』ムビチケプレゼント (2020-03-30 15:41)
 米軍次世代分隊火器の調達予算とスケジュールが公開 約14万5千丁を5年で取得予定 (2020-03-25 21:08)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop