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イラン開戦を見据えて米軍第3の空母が軍事演習か。ロシア報道

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イラン開戦を見据えて米軍第3の空母が軍事演習か。ロシア報道ロシア国営通信 Russia Today、同国営ラジオ Voice of Russia は 6日、米国海軍の 原子力空母 エンタープライズ USS Enterprise (CVN-65) と、それを基幹とする空母打撃群 (CSG : Carrier Strike Group) が イランとの戦争を見据えた演習をおこなっていると報じた。

記事によると、空母 エンタープライズ 率いる 米海軍 空母打撃群 による軍事演習は、フロリダ州 東海岸 "Treasure Coast" でおこなわれている。州の境となる 海岸から 320km 離れた 56km に渡る海域を、国境と見立てており、用意された演習地図の規模からも、ペルシャ湾からアラビア海へかけて展開するホルムズ海峡と類似していると指摘。演習で設定されたシナリオでは、空母打撃群の標的として、テロを支援する "イスラム原理主義の神政国家" と認定される "Garnet" と "North Garnet" を掲げているとしている。

なお、米海軍では公式に今回の演習について、「イラン情勢との直接の関係は無い」としているとのこと。

ロシア国営通信 Russia Today によれば、 演習の中心を担う 空母 エンタープライズ (CVN-65) は 3月 までにペルシャ湾で展開する 空母 カール・ヴィンソン (USS Carl Vinson, CVN-70) と エイブラハム・リンカーン (USS Abraham Lincoln, CVN-72) 2隻 の空母とその 打撃群 に合流するとしている。また 50年を迎えるこの最古の空母 は今回の配備が最後になるだろう、としている。

Voice of Russia 2012/02/06
Russia Today 2012/02/06
Photo: USS Enterprise (CVN-65), from U.S. Navy archive


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