L-3 Communications は、その傘下に抱える Warrior Systems – Insight Technology が USSOCOM (United States Special Operations Command：米軍特殊作戦コマンド) より 新しい小型・軽量の BNVD (Binocular Night Vision Devices：双眼型光増式暗視装置) を FFP (Firm Fixed Price：確定価格) 5,000 万ドル (約40億5,000万円) で受注したことを発表。契約状態は "ID/IQ" (Indefinite Delivery/Indefinite Quantity) としており、提起された予算内で必要な分を必要な時に納入する、といった取り決めが結ばれている模様。

BNVD は、あらゆる光量の環境の中で特殊部隊の兵士が偵察、監視活動などの任務遂行がおこなえるよう開発されており、とりわけ僅かな光量の中でその威力を発揮する。L-3 Warrior Systems では、「我々の BNVD は世界で最も小型で軽量、そして最高のパフォーマンスを示す、最も費用対効果の高い製品」として自信をみせている。

今回の契約について、米海軍・NSWC (Naval Special Warfare Command) が発注をおこなっている。

L-3 Communications 2012/03/06
Photo: U.S. Navy
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