カラシニコフ・メーカー Izhmash の再生計画
世界の戦乱と共にその歴史を歩んできた、世界で最も有名なアサルトライフル "AK-47"。「カラシニコフライフル」の製造メーカーとして世界的な名声を持つ Izhmash は、最近までに明らかになった会計検査によると、6億5,000万ドル にまで負債を抱えていた。この「価値ある破産企業」についてロシアTV・Russia Today は、新たなマネージメント計画、再建策について報じた。
Izhmash の CEO を務める Maxim Kizuk氏 が Russia Today のインタビューに応じたところによると、GM (General Motors) のケースをお手本に不採算部門との明確化を打ち出し、採算性の高い分野では新たな企業を設立、不採算の部門を売却するといった企業のリストラ(再構築)を実施する とのこと。Izhmash では今後 3年間 で 7,000万ドル 以上のコストを掛けた生産設備の刷新を徐々に整え、自己資金やリース計画、ロシア政府からの直接的な資金援助などにより、財政面での強化を図るとしている。
その結果、2013年初めまでには立ち直りを図り、その翌年には 10種 の新製品開発に臨みたいとしている。
同社では今後、アジア、東南アジアやラテンアメリカでの輸出を促進させたい考えを示している。また直近の Izhmash の輸出内訳において 約50% を占めていた民間向け製品については、世界の民間向け銃器市場の 2/3 を占めると言われる、米国市場に向けた輸出の強化が視野に入っていることが報じられている。
Russia Today 2012/05/09
Photo : Weapons awaiting destruction from a harvest operation. [British Ministry of Defense / Coporal G Moreno]
Image is for illustration purposes only. Text and photo are not directly related.
Izhmash の CEO を務める Maxim Kizuk氏 が Russia Today のインタビューに応じたところによると、GM (General Motors) のケースをお手本に不採算部門との明確化を打ち出し、採算性の高い分野では新たな企業を設立、不採算の部門を売却するといった企業のリストラ(再構築)を実施する とのこと。Izhmash では今後 3年間 で 7,000万ドル 以上のコストを掛けた生産設備の刷新を徐々に整え、自己資金やリース計画、ロシア政府からの直接的な資金援助などにより、財政面での強化を図るとしている。
その結果、2013年初めまでには立ち直りを図り、その翌年には 10種 の新製品開発に臨みたいとしている。
同社では今後、アジア、東南アジアやラテンアメリカでの輸出を促進させたい考えを示している。また直近の Izhmash の輸出内訳において 約50% を占めていた民間向け製品については、世界の民間向け銃器市場の 2/3 を占めると言われる、米国市場に向けた輸出の強化が視野に入っていることが報じられている。
Russia Today 2012/05/09
Photo : Weapons awaiting destruction from a harvest operation. [British Ministry of Defense / Coporal G Moreno]
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