NEWS

スマホで操作、トンボ型飛翔ロボット「BionicOpter」

海外軍事 Comments(0)
スマホで操作、トンボ型飛翔ロボット「BionicOpter」
空圧機器の技術を生物の動きに応用し、過去に飛ぶ鳥の動きを再現した「スマート・バード (Smart Bird)」や、「空飛ぶクラゲ (Air Jelly)」「空飛ぶマンタ (Air Ray)」を発表し、話題となったドイツを基盤とする空気圧機器の世界的メーカー、Festo AG & Co. KG (フエスト社) は新たに、トンボ型の飛行ロボット "BionicOpter" の飛翔時の動きを示した映像を公開した。ロボットの全長は、44 cm で、ウィングスパンは 63 cm、重量は 175 g。バッテリーは、2 LiPo セル、7.6 Volts で、スマートフォンによるワイヤレス操作を可能としている。ウィングはカーボンファイバーフレームと、ポリアミド、ターポリマーで構成され、薄膜がフレームを覆うように造られている。トンボの飛行特性は、ヘリによるホバリングや後ろ向きへの動き、飛行機やグライダーによる高速飛行、滑空などを併せ持っていることから様々な分野でその活用が注目されてきた。BionicOpter では、生物の中でも極めてユニークな飛行特性を持つトンボの動きを、13 箇所の自由度を持たせ、80~130°の角度で 4 枚の翅を 9 つのサーボモーターによって制御し、各種センサ類の搭載によって飛行パラメータを瞬時に解析するなどで再現している。

FESTO 2013/03/28
BionicOpter Brochure
About BionicOpter

過去の「トンボ型無人機」関連記事:
空中での静止能力と高速での飛行性能を活かしたトンボ型ドローン


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop