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ノルウェー陸軍、市販ゲーム用 VR ゴーグル「Oculus Rift」を使った装甲車輌の状況認識を試験

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ノルウェー陸軍、市販ゲーム用 VR ゴーグル「Oculus Rift」を使った装甲車輌の状況認識を試験
ノルウェー陸軍では、拡張現実 (AR : Augmented Reality) アプリケーションを備えた市販のバーチャル リアリティ・ゴーグル (VR Goggles) を使って、M113 装甲兵員輸送車 (APC : Armoured Personnel Carrier) の中から周囲の状況認識をおこなう為の評価試験をおこなっている。テストでは、民生品の利用 (COTS : Commercial-Off-The-Shelf) を前提として進めており、ゴーグルにはバーチャルリアリティに特化したヘッドマウントディスプレイとして有名な、Oculus Rift (オキュラス・リフト) が手掛けたビデオゲーム用の VR ゴーグルを使用。装置にはこの他に、特別に開発されたカメラと、Hamar company が開発した画像処理ソフトが仕込まれ、拡張現実によりオーバーレイされる情報については、Augmenti 社 (www.augmenti.no) が手掛けている。カメラがとらえたパノラマ画像によって、リアルタイムで車輌周囲の状況認識をおこなうことが可能となる。研究施設側は早ければ 5 年で運用可能との見解を示す一方で、ノルウェーの科学系情報サイト Teknisk Ukeblad (TU) によれば、2 ~ 3 年以内に軍用でも通用するレベルの高耐久に成熟したアプリケーションとして実現可能との見解を示している。

Teknisk Ukeblad 2014/04/15
Photo Eirik Helland Urke, Teknisk Ukeblad


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