レストア中の「くろがね四起」未再生エンジンがプライベートミュージアムで 9/20 より一般公開
レストア中の「くろがね四起」の未再生エンジンが、プライベートミュージアム「社長の小部屋」にて 9 月 20 日 (土) より一般公開される。
※今回展示される、オリジナルエンジン (写真:NPO 法人防衛技術博物館を創る会 提供)
※今回展示される、オリジナルエンジン (写真:NPO 法人防衛技術博物館を創る会 提供)
NPO法人「防衛技術博物館を創る会」
http://www1.ocn.ne.jp/~npo-dtm/
日本国内に一台しか現存が確認されていない、旧日本軍の四輪駆動乗用車「くろがね四起」初期型。2014年2月から90日間に渡り、クラウドファンディングREADYFOR?で1000万円を越える修復費用が寄せられ、6月より本格的な修復作業に着手しました。8月上旬に車体の分解作業がほぼ終了し、エンジンとミッションなどのドライブトレーンは静岡県御殿場市にある株式会社カマドにて修復作業を進める運びになりました。
現在、世界で一台だけ走行できる状態にまで復元された、ロシア連邦モスクワに所在する「くろがね四起」初期型の写真や資料の提供を受け、修復作業の計画を立てている最中であり、この期間を利用して9月20日(土)から11月30日(日)までの期間、株式会社カマド本社隣接地のプライベートミュージアム「社長の小部屋」にて、未再生状態のエンジンとミッションを展示することとなりました。
今回の企画展示は、70数年の歳月を経たエンジンとミッションをオーバーホール前に観察できる最後の機会となります。一人でも多くの方に見学頂きたいと考え、報道機関各社様に積極的なお取り扱いをお願いする次第です。
また、エンジンとミッションの修復費用が不足することが予測される中、NPO法人防衛技術博物館を創る会オリジナルの「くろがね四起」支援Tシャツを会場にて1枚5000円にて販売致します。オリジナルTシャツのイラストは、アニメーターとして有名な大塚康生氏が19歳の時にスケッチした「くろがね四起」初期型を特別に許可を得て使用させて頂きました。Tシャツ販売の収益はすべて「くろがね四起」のエンジンやミッションなどのドライブトレーンの不足部品購入やオーバーホール費用にあてられます。
日時:9月20日(土)午前11時より11月30日(日)
毎週土曜日 13時~17時、毎週日曜日 11時~16時
※イベント支援等の理由により、臨時休館する場合もありますのでHPにて開館予定をご確認の上でご来訪ください。
入場料:無料(ドネーション制*募金箱への寄付制)
住所:御殿場市竈1042-2
当時のメーカー記録写真(資料提供:影山夙)
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