韓国、KF-16 の改良を中断か BAE システムズを提訴する可能性も
大韓民国の英字紙 The Korea Times は 10 月 28 日、韓国空軍の KF-16 の改良に関して、韓国政府がその事業を中止し、また事業者である BAE システムズを提訴する可能性もあると報じた。
この改良は、韓国空軍が保有する 134 機の KF-16 のレーダーや電子機器、兵器システムなどの性能を向上させることを狙ったもので、英国の BAE システムズがその事業者となり、1 兆 7,500 億ウォンの契約が交わされていた。
しかし記事によれば、BAE システムズはさらに追加で 2,031 億ウォンを要求してきたため、防衛事業庁はこれを拒絶していたという。
韓国政府としては事業を継続したいと考えているとのことだが、様々なオプションを検討しており、その中に事業の中止や、BAE システムズの提訴なども含まれているという。最終決定は来月にも下されるとのことだ。
KF-16 は F-16 ファイティング・ファルコンの韓国での呼び名で、F-16C/D ブロック 32、及び 52 に相当する機体を、完成品の輸入と、自国でのノックダウン生産、ライセンス生産という形で導入したものだ。
The Korea Times 2014/10/28
Photo: Korea Air Force official gallery
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201411
この改良は、韓国空軍が保有する 134 機の KF-16 のレーダーや電子機器、兵器システムなどの性能を向上させることを狙ったもので、英国の BAE システムズがその事業者となり、1 兆 7,500 億ウォンの契約が交わされていた。
しかし記事によれば、BAE システムズはさらに追加で 2,031 億ウォンを要求してきたため、防衛事業庁はこれを拒絶していたという。
韓国政府としては事業を継続したいと考えているとのことだが、様々なオプションを検討しており、その中に事業の中止や、BAE システムズの提訴なども含まれているという。最終決定は来月にも下されるとのことだ。
KF-16 は F-16 ファイティング・ファルコンの韓国での呼び名で、F-16C/D ブロック 32、及び 52 に相当する機体を、完成品の輸入と、自国でのノックダウン生産、ライセンス生産という形で導入したものだ。
The Korea Times 2014/10/28
Photo: Korea Air Force official gallery
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Text: 鳥嶋真也 - FM201411
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