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「水」を必要としない米陸軍の次世代 MRE 加熱用ヒーターの取り組み

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「水」を必要としない米陸軍の次世代 MRE 加熱用ヒーターの取り組み
米陸軍で、現在支給されている MRE (Meals, Ready-to-Eat) レーションにおいて、加熱用の水を必要としないものへと改善する取り組みが進められている。

現在の MRE には、1993 年に本格的に導入された「FRH (Flameless Ration Heater) 」と呼ばれる発熱化学反応 (exothermic chemical reaction) を用いた加熱システムが採用されており、マグネシウム / 鉄の混合物から成る密封の防水ポーチに、1 オンス (約 30 ml) の水を加えて 10 ~ 15 分程度の時間を経ることで、およそ 38 ℃ほどに温められた食事を得ることが可能となっている。

米陸軍 NSRDEC (Natick Soldier Research, Development and Engineering Center) によれば、新技術の「エア・アクチベイド ヒーター」では、兵士が活動する場で確保が貴重となる「水」を不要としながらも、低コストで軽量、そして物流負担の削減などが見込まれるとのこと。この MRE 加熱用ヒーターに関する技術的な仕組みや、開発過程での取り組みについては、NSRDEC が 2009 年に作成したレポート pdf にて詳細が掲載されている。

NSRDEC 共に、中小企業技術革新研究プログラム (SBIR, Small Business Innovation Research) を通じて開発に取り組んだ、テキサス州の RBC Technologies 社は、陸軍による 2012 年度 SBIR 達成アワードにおいて、自己完結型エア・アクチベイト レーション用ヒーター (AARH: Air-Activated Ration Heater) を受賞している。

Kit Up! by Military.com 2014/11/10
About MRE / FRH
About Air-Activated Ration Heaters / Paul DellaRocca US Army, Natick Soldier RDEC 2009/06/09
Winner 2012 Army SBIR Achievement Award / RBC Technologies
Photo: U.S. Army Soldier Systems Center-Natick Public Affairs Office
Image is for illustration purposes only.


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