米空軍公式サイトは 10 月 28 日、空軍のパイロット 21 名がネヴァダ州のシルバー・フラッグ・アルファ・レンジ (Silver Flag Alpha range) で実施された、レンジャー・アセスメント・コース (RAC: Ranger Assessment Course) に参加したと発表した。陸軍の第 75 レンジャー連隊がモットーとする「Rangers lead the way (レンジャーが道を拓く) 」に因み、「Airmen lead the way」として紹介している。

レンジャー・アセスメント・コースは、空軍のパイロットに対して、レンジャー・スクールへ入る準備をさせるために開設されているもので、1980 年から毎年実施されている。今年は 10 月 2 日から 16 日にかけて実施されたという。なお、シルバー・フラッグ・アルファでの開催は今年が最後になるとのこと。

コースでは体力テストや 12 マイルの行軍、武器のメンテナンス、水中での格闘やサバイバルなど、様々な過酷メニューが用意されているという。コースに合格するパイロットは、毎年平均 35 から 50 % ほどとのことだ。

432nd Air Expeditionary Wing Public Affairs 2014/10/28
U.S. Air Force photo/Airman 1st Class Christian Clausen
Text: 鳥嶋真也 - FM201411