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米空軍、A-10 退役を巡り議会と妥協を模索。72 機の退役で調整か

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米空軍、A-10 退役を巡り議会と妥協を模索。72 機の退役で調整か
Defense News は 11 月 11 日、米空軍が A-10 サンダーボルト II の退役を巡って、米議会と妥協すべく話し合いを続けていると報じた。

米空軍では、F-35 ライトニング II の A 型の就役が近いことから、A-10 を退役させる計画でいた。しかし、イラクやシリア情勢の変化や、A-10 が信頼性の高い攻撃機であることなどから、米議会がこれに反対するという状況になっている。

現在、F-35A の初期作戦能力の獲得は 2016 年 8 月 1 日に予定されているが、F-35 の整備員は A-10 の整備を手がけていた人材から登用される予定になっていたため、A-10 の退役が遅れれば、F-35 の就役に影響が出る可能性も懸念されている。

そこで米空軍は現在、まず 3 スコードロン分、もしくは 72 機の A-10 のみを退役させることで、米議会と折り合いをつけるべく、議論をしているという。

Defense News 2014/11/11
U.S. Air Force photo by Master Sgt. Terry L. Blevins
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201411


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