New Energy Technologies 社は 9 月 30 日、柔軟なプラスティックやガラスにコーティングすることで、太陽光発電ができる SolarWindow を発表した。

また SolarWindow は従来型の太陽光発電に比べて、約 50 倍の出力を出せるとされ、また設置作業も含めた温室効果ガスの排出量は、従来の 1/10 ほどになるという。また透明であるため、発電装置の色を自由に選択できるのも利点とされる。

Image of Fighter Pilot and Aircraft Canopy

SolarWindow の研究・開発には、米国エネルギー省も出資しており、また 9 月 16 日には、米議会のNational Lab Dayでも披露されたという。

SolarWindow は現在、米国の 8,000 万世帯と、500 万を超える商業ビルへ設置に向け、開発が続けられているとのことだ。

New Energy Technologies 2014/09/30
Energy Harvesting Journal 2014/11/18
Photo 1: Electricity-Generating SolarWindow™ Module, Being Developed in Architecturally-Neutral Colors
Photo 2: Stock Image of Fighter Pilot and Aircraft Canopy
Text: 鳥嶋真也 - FM201411