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レイセオン社、アラブ首長国連邦の「NIMR」向けに「タロン」レーザー誘導ロケットを生産へ

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レイセオン社、アラブ首長国連邦の「NIMR」向けに「タロン」レーザー誘導ロケットを生産へ
レイセオン社は 2 月 25 日、アラブ首長国連邦の NIMR オートモーティヴ社との間で、「NIMR」装甲車に搭載する「タロン」(TALON) レーザー誘導ロケットを生産する契約を結んだと発表した。
これはアブ・ダビで開催された IDEX 2015 (International Defence Exhibition and Conference) の会場で明らかにされたものである。

タロンはレイセオン社とアラブ首長国連邦とが共同で開発した、セミアクティヴ式のレーザー誘導ロケットとその制御システムからなるキットである。一方のNIMR は 6x6 の装輪装甲車である。

タロンはこれまで、AH-64 など、ヘリコプターや他の航空機などに搭載されたことはあるが、地上の車輌に搭載されるのは今回が初だという。

タロンはレイセオン社が開発したリモート・ウェポン・ステーション (RWS, Remote Weapon Station) を使って NIMR に搭載される形になるという。装弾数は 1 輌あたり 16 発とのことである。

Raytheon 2015/02/25
Text: 鳥嶋真也 - FM201503

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