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ボーイング、米空軍で A-10 攻撃機が退役の場合に中東地域へ輸出を検討か。UAE とサウジアラビアが有力と報道

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航空情報専門サイト Aviation Week によると、 A-10 Thunderbolt II 攻撃機の改修翼 (re-winging) 計画を手掛けている ボーイング (Boeing) 社が、米空軍での A-10 退役がおこなわれた場合に、その潜在的な輸出先に中東地域を挙げていると報じた。

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ボーイング、A-10 攻撃機の輸出を米政府へ提案

売却先の具体名について、中東地域の中でもアラブ首長国連邦 (UAE: United Arab Emirates) とサウジアラビアが「二大潜在顧客」であるとして掲載している。
また、同社幹部によれば A-10 攻撃機に搭載されている現行のゼネラル・エレクトリック製 TF34 ターボファンエンジンを刷新する他、ターゲティングポッドやヘルメット装着型ディスプレイシステムのアップグレードについても言及している。

ISIS の脅威に立ち向かう中東諸国においては、この近代化改修された A-10 攻撃機が低価格に抑えられた対テロ用のシステムとして機能すると考えられている。

先月、A-10 攻撃機の国外売却についての一報が出た際に中国メディアでは、その売却先として可能性がある国や地域を掲載。ISIS 対策に迫られる「イラク」や、北朝鮮の脅威に対抗する「韓国」の他、中国と対峙する「台湾」の名が挙げられていた。

Aviation Week 2016/06/15

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