バスジャック事件をシミュレーション、「民間特殊作戦企業」による訓練映像
バスジャックを想定した訓練展示の映像が公開された。
これは、民間企業 Asymmetric Solutions USA 社が年次でおこなっている訓練展示の様子で、9.11 米国同時多発テロへの教訓とその犠牲者に哀悼を捧げる意図を持っている。
バスのハイジャックを目的に乗客の中に忍び込んだ凶悪犯。犯人の蛮行を聞き付け、2 チームに分かれたフル装備のオペレータが身を隠すように車両を使って近付き、その周りを包囲する様子が描かれている。
犯人はその後、突入した襲撃チームにより捕縛。事件現場の安全確保と、犯人の無力化により一件落着と云う流れになっている。
これは、民間企業 Asymmetric Solutions USA 社が年次でおこなっている訓練展示の様子で、9.11 米国同時多発テロへの教訓とその犠牲者に哀悼を捧げる意図を持っている。
バスのハイジャックを目的に乗客の中に忍び込んだ凶悪犯。犯人の蛮行を聞き付け、2 チームに分かれたフル装備のオペレータが身を隠すように車両を使って近付き、その周りを包囲する様子が描かれている。
犯人はその後、突入した襲撃チームにより捕縛。事件現場の安全確保と、犯人の無力化により一件落着と云う流れになっている。
訓練展示を主催した Asymmetric Solutions USA 社は、ミズーリ州セントルイス南部に東京ドーム 156 個分となる 1,800 エーカーにも及ぶ広大な施設を持っている。同社は「民間の特殊作戦企業 (private special operations company) 」を謳っており、個人レベルでの警護活動から広範囲の戦術訓練、企業の危機管理、インテリジェンス ソリューションなど幅広くサポートしている。
同社でチーフ・プロフェッショナル スタッフを務める Zak Jackson 氏は、米海軍に 20 年所属。特殊部隊 SEAL 経験者で、その内の最後の 8 年間は最精鋭の隊員が集まる Team 6 (a.k.a. DevGru) に所属していたことが示されている。世界各地の戦地・紛争地に 11 度の派兵経験を持ち、戦闘時の功績を意味する「V デバイス」付きを含む 4 つの銅星章 (Bronze Star with "V" device) が授与されている。
Jackson 氏はまた、標準 NSW (海軍特殊作戦) 訓練課程と JSOC (統合特殊作戦コマンド) 麾下の最上級部隊である Tier1 内部の複数のカリキュラム開発にも貢献し、主席インストラクターを務めている。また、Asymmetric Solutions 社に参加する前は、ケネディ非正規戦センター (Kennedy Irregular Warfare Center) と国務省の反テロ支援計画 (Anti-Terrorism Assistance Program) でインストラクターとして従事していたとのこと。
The VSO Gun Channel 2015/09/26
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