イラク戦争シーア派武装勢力「マハディ軍 (JAM) 」との戦闘を描いたポーランド映画「KARBALA」
2004年にイラクの都市カルバラで起きたシーア派マハディ軍 (JAM: Jaish al-Mahdi) によるイラク駐留連合軍部隊を標的とした戦闘:通称“ Battle for City Hall(市役所の戦い)” を題材としたポーランド発の戦争映画『 KARBALA 』が、ポーランド本国で9月11日より公開が始まった。封切から3日間の興行成績が2位を大幅に引き離して1位となっており、異例の大ヒットとなっているようだ。
“ Battle for City Hall(市役所の戦い)”は、2004年4月イラク中部の都市カルバラで、シーア派の対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師が率いる民兵組織「マハディ軍」が、連合軍部隊(ポーランド軍/ブルガリア軍など東欧4ヶ国)に対して攻撃を仕掛けて激しい銃撃戦となり、4日間続いた戦いでマハディ兵は100人以上、ブルガリア兵1人が死亡している。ポーランド軍は負傷者を出したものの戦死者はひとりもおらず、“第二次世界大戦以来の最大の戦いに勝利した”と本国では称えられているようだ。
参考動画:本編映像を交えた紹介番組「"Karbala" - Bilet do kina 」
“ Battle for City Hall(市役所の戦い)”は、2004年4月イラク中部の都市カルバラで、シーア派の対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師が率いる民兵組織「マハディ軍」が、連合軍部隊(ポーランド軍/ブルガリア軍など東欧4ヶ国)に対して攻撃を仕掛けて激しい銃撃戦となり、4日間続いた戦いでマハディ兵は100人以上、ブルガリア兵1人が死亡している。ポーランド軍は負傷者を出したものの戦死者はひとりもおらず、“第二次世界大戦以来の最大の戦いに勝利した”と本国では称えられているようだ。
参考動画:本編映像を交えた紹介番組「"Karbala" - Bilet do kina 」
物語は ―― ポーランド軍主導の連合軍部隊は、テロリストが収監されている市役所の警備任務に就くため現場へ向かうが、過激派組織から急襲される。双方激しい撃ち合いとなり長期戦が予想される中、弾薬と食料が底を突きだす…。
本作で長編3本目となる Krzysztof Lukaszewicz 監督は、脚本も担当している。「ブラックホーク・ダウン」や「ハートロッカー」を彷彿させるシーンがあるのはご愛嬌として、ディテールにも拘った本格的な作品に仕上がっているよう見受けられる。ポーランドでは“この題材を扱うのは時期尚早であった”という意見もあるようだ。尚、日本での公開は未定である。
NEXTFILMPL 2015/08/14
Stopklatka TV 2015/09/04
Karbala Film official FaceBook
Text: 弓削島一樹 - FM201510
本作で長編3本目となる Krzysztof Lukaszewicz 監督は、脚本も担当している。「ブラックホーク・ダウン」や「ハートロッカー」を彷彿させるシーンがあるのはご愛嬌として、ディテールにも拘った本格的な作品に仕上がっているよう見受けられる。ポーランドでは“この題材を扱うのは時期尚早であった”という意見もあるようだ。尚、日本での公開は未定である。
NEXTFILMPL 2015/08/14
Stopklatka TV 2015/09/04
Karbala Film official FaceBook
Text: 弓削島一樹 - FM201510
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