パリを襲った 2 度のテロ事件で公開が再延期、映画「メイド・イン・フランス (Made in France) 」
"Nerveux, brillant, un thriller choc." Première"Une tension rarement vue !" Rock & Folk"Un polar sec et nerveux." Allociné(Re)découvrez la bande-annonce du prochain film de Nicolas Boukhrief, réalisateur du Convoyeur.Le 18 novembre dans les salles.
Posted by Made in France - un film de Nicolas Boukhrief on 2015年10月16日
ニコラ・ブークリエフ (Nicolas Boukhrief) 監督が手掛けた「メイド・イン・フランス (Made in France) 」は、若者の間で拡大しつつある過激思想へ踏み込み、潜入調査をおこなうフリージャーナリスト「サム」の視点で描かれる。サムが乗り込んだ取材ターゲットは、パリ中心部を混乱に陥れることを目的とした、4 人組みのジハーディスト・グループだった―。
作品の内容がタイムリーなものとなっており、公開延期は未だ傷跡生々しい状況を鑑みての配慮となっている。
本作は、当初 2015 年初頭でのリリースが予定されていたが、1 月の「シャルリー・エブド襲撃事件」発生を受けて、配給会社の SND フィルムズがプロジェクトから離脱。その後、作品の権利をプリティー・ピクチャーズが取得しており、エッフェル塔とカラシニコフが重なったポスターを使って、SNS や地下鉄に貼り出すなど、そのリリースを告知するキャンペーンを展開していた。
Poster: Courtesy of Pretty Pictures
そして 11 月 18 日の公開が近付いた同月 13 日に、パリ同時多発テロ事件が発生。その挑発的なポスターは撤去されることとなり、2 度目の公開日延期が決まった。
「花の都」パリを襲った、2 度の凄惨なテロ事件を暗示するかのように、偶然の公開スケジュールを刻んできた本作は、2014 年 8 月に撮影開始。同年末に撮影を終えた後に、今年 10 月には、韓国でおこなわれた第 20 回 釜山国際映画祭で、そのプレミアを迎えている。
上映時間 89 分、監督 Nicolas Boukhrief、脚本 Éric Besnard、Nicolas Boukhrief。出演 Malik Zidi、Dimitri Storoge、François Civil、Nassim Si Ahmed、Ahmed Dramé、Franck Gastambide、Judith Davis、Nailia Harzoune、Nicolas Grandhomme、Assaad Bouab、Malek Oudjail、Laurent Alexandre。
Le Monde 2015/11/16
The Hollywood Reporter 2015/11/14
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント