米陸軍の最優秀レンジャー競技会 (Best Ranger competition) で史上初めて州兵が優勝
米陸軍の発表によると、33年間続けられている最優秀レンジャー大会で、州兵が初めて優勝したとのことである。優勝者は、コロラド州兵のロバート・キリアン (Robert Killian) 大尉およびペンシルバニア州兵エリッチ・フライドレイン (Erich Friedlein) 曹長のペアである。
Photo Credit: U.S. Army photo by Sgt. Austin Berner
このレンジャー大会は、毎年春にフォートベニングで開催され、水泳や基礎体力作り、ランドナビゲーション、パラシュート課程、山岳行軍などを含む3ヶ月のレンジャー課程を修了している兵士全てに参加する資格がある。今大会では、距離を知らせない徒競走や水泳、ウェイトリフティング、夜間行軍、これらをこなした上での疲労した状態での筆記試験、その後の障害物競走などを60時間ぶっ通しで行われた。
Photo Credit: Army Staff Sgt. Darron Salzer
第19特殊作戦群(空挺)第5大隊B中隊司令官のキリアン大尉は、「州兵にとって大きなことであり、私は、謙虚にそして最初の優勝者として誇りに思います」と述べた。
実は、キリアン大尉は過去5年間、この大会に参加し、最近2年は2位になっている実力者である。
一方のフライドレイン曹長は、「今大会は、誰が優勝してもおかしくない接戦でした。優勝は未だに信じられません。またこれが他の州兵の励みになればよいと思います」と述べた。
キリアン大尉は、来年もこのレンジャー大会に、現在、特殊部隊選抜課程にいる同僚と参加するつもりだという。
Text: 友清仁 - FM201605
実は、キリアン大尉は過去5年間、この大会に参加し、最近2年は2位になっている実力者である。
一方のフライドレイン曹長は、「今大会は、誰が優勝してもおかしくない接戦でした。優勝は未だに信じられません。またこれが他の州兵の励みになればよいと思います」と述べた。
大会終了後のセレモニーで2人は、「まだ興奮が冷めません。本当に驚いています」。「3日間の激闘の後であることが信じられません。絶えず身を削るような思いであり、夜の課題の後、リードを保っていたとき、障害物コースをはずれていたのですが、しかし諦めずに最後に向かって戦っていました」。
Photo Credit: U.S. Army photo
キリアン大尉は、来年もこのレンジャー大会に、現在、特殊部隊選抜課程にいる同僚と参加するつもりだという。
Text: 友清仁 - FM201605
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