米陸軍が映画「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」の宣伝と絡めたユニークな人材募集を実施

映画・テレビ Comments(0)
米陸軍が映画「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」の宣伝と絡めたユニークな人材募集を実施
米陸軍が米エンターテイメント企業:21世紀フォックス( 21st Century Fox )との提携で、この夏公開予定のSF超大作映画『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』( 原題:Independence Day: Resurgence )の宣伝と絡めたユニークな人材募集を行っている。Youtube の 20th Century Fox 公式チャンネルにアップされた『 Be Someone's Hero | Join the ESD 』は、一見するとリアルなリクルートコマーシャルに見えるが、退役兵と思しき男性の背後には“ VICTORY Aliens Defeated ”と印字された新聞が掲げられている。
そして、この動画と連動した特別サイト「 ESD( EARTH SPACE DEFENSE 」がオープンしている。ESD は同映画に登場する地球防衛機関のようだ。

ESD には職務スキルテストを兼ねた4つのミニゲーム(訓練ミッション)が設定されており、各ミッションをクリアすると映画の特別映像へアクセスできる仕様となっている。

●BIO EXTRACT 微生物を採取するミッション
●CODE BREAK 記号を紐解くミッション
●SPACECRAFT OVERHAUL 宇宙船のパーツ捜しミッション
●AERIAL RECON 偵察機を操作しエイリアンの攻撃を回避するミッション
また、これらの4つミッションは実際の米陸軍内の専門職とリンクしており、ゲームを終えると「 Microbiologist:微生物学者(71A)」「 Unmanned Aircraft Systems Operator:暗号ネットワーク・ウォーフェアスペシャリスト(35Q)」「 Avionic Mechanic:アビオニクスメカニック(15N)」「 Cryptologic Network Warfare Specialist:無人航空機システムオペレータ(15W)」の紹介ページにアクセスできる。(クリア出来なくてもゲーム終了後にアクセスが可能)

第二次世界大戦以降、米軍はハリウッドと数々のタイアップを行ってきており、大ヒット作となった「トップガン」「アイアンマン」などは映画公開後に入隊志願者が増えたというデータがある。作りものと分かっていても、愛国心に訴える効果は大きいようだ。今回の企画は、実際の専門職とシンクロさせることでより高い効果を狙っているように思われる。
関連動画:「Independence Day: Resurgence | Extended HD Trailer #3 | 2016 」
『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』( 原題:Independence Day: Resurgence )は、ローランド・エメリッヒ( Roland Emmerich )監督による1996年公開のエイリアン地球侵略を描いたSF映画「インデペンデンス・デイ」の続編である。前作は8億1,700万ドルの大ヒット作品となり、アカデミー賞では視覚効果賞に輝いている。

物語は ―― 前回の大戦で回収されたエイリアンの技術を用いて、人類は地球外からの脅威に対抗するため巨大な防衛計画を進めてきた。しかし、想定を上回る大きな脅威が地球へ迫ろうとしていた…。

本作もエメリッヒ監督がメガホンを握り、天才エンジニア:デイヴィッド役のジェフ・ゴールドブラム( Jeff Goldblum )や、米大統領を演じたビル・プルマン( Bill Pullman )、デイヴィッドの父を演じたジャド・ハーシュ( Judd Hirsch )らも前作に引続き出演する。
主演は、「ハンガー・ゲーム」シリーズで主人公アダム・キャシディ役を務めたリアム・ヘムズワース( Liam Hemsworth )。
尚、ウィル・スミス( Will Smith )が演じた前作の主人公ヒラー大尉は、テスト飛行中の事故で死亡したという設定になっている。5月23日にアップされた上記海外版最新トレーラにはヒラー大尉の家族写真が映し出され、在りし日の姿が確認できる。
配給は、21世紀フォックス傘下の映画製作会社:20世紀フォックス( 20th Century Fox )。

全米での公開は6月24日に予定しており、日本では7月9日に公開予定である。

Text: 弓削島一樹 - FM201605

同じカテゴリー(映画・テレビ)の記事画像
『シン・仮面ライダー』に本格的なガンアクションが!?
身に危険が...いざという時の護身術!元特殊部隊が指南...あの日用品も武器に?
特殊部隊の隊員が描く、本格クライムムービー漢たちの「HAKUTO」始動 開始。
災害に、アウトドアに、一つあると心強いライト、 SureFire(シュアファイア) その1 歴史編
元デルタのラリー・ビッカーズが映画「ボーダーライン」のミリタリー描写を徹底検証
警察官の「ボディカム」を題材にしたホラー・スリラー映画『Body Cam』の海外版トレーラー公開
同じカテゴリー(映画・テレビ)の記事
 『シン・仮面ライダー』に本格的なガンアクションが!? (2023-03-18 00:00)
 身に危険が...いざという時の護身術!元特殊部隊が指南...あの日用品も武器に? (2023-01-31 12:50)
 特殊部隊の隊員が描く、本格クライムムービー漢たちの「HAKUTO」始動 開始。 (2021-12-18 13:42)
 災害に、アウトドアに、一つあると心強いライト、 SureFire(シュアファイア) その1 歴史編 (2021-09-02 16:13)
 元デルタのラリー・ビッカーズが映画「ボーダーライン」のミリタリー描写を徹底検証 (2020-06-07 20:00)
 警察官の「ボディカム」を題材にしたホラー・スリラー映画『Body Cam』の海外版トレーラー公開 (2020-05-31 12:00)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop