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米陸軍ピカティニー・アーセナルが次世代手榴弾「ET-MP」ハンドグレネードを開発

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米陸軍ピカティニー・アーセナルが次世代手榴弾「ET-MP」ハンドグレネードを開発
Photo Credit: U.S. Army
米ニュージャージー州にある陸軍の兵器研究所、ピカティニー・アーセナルで、戦闘現場の声を反映し、より柔軟性を高めた手榴弾の開発がおこなわれている。

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米陸軍、手榴弾のデザイン設計を見直し
手榴弾の開発は、陸軍研究開発・エンジニアリング司令部 (ARDEC: Armament Research, Development and Engineering Center) の研究者らと、ジョージア州フォート・ベニング基地の高等作戦センター (MCoE: Maneuver Center of Excellence)、近接戦システムのプロジェクトマネージャーが協力しておこなっており、兵士目線で安全に操作・運用ができるよう新たな技術投入と共に取り組まれている。

米陸軍ピカティニー・アーセナルが次世代手榴弾「ET-MP」ハンドグレネードを開発
Photo Credit: U.S. Army
「ET-MP (Enhanced Tactical Multi-Purpose, 拡張型戦術用多目的ハンドグレネード) 」と名付けられたこの手榴弾は、敵との交戦距離が近い (close combat engagement) 条件下での使用要求に応じて、致死性を持ち合わせた「炸裂 (fragmentation) 」効果または「爆風圧 (blast overpressure) 」による効果のいずれかを選択できるようデザイン設計される。

また、これまでの手榴弾が基本的に右利き投擲を想定した構成であったところ、ET-MP 手榴弾では、左右両利きに対応することも掲げられている。

ET-MP 手榴弾の移行計画は、2020 会計年度が見込まれている。

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