駐屯地記念行事の訓練展示でタイヤが脱落した陸上自衛隊の 96 式装輪装甲車

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駐屯地記念行事の訓練展示でタイヤが脱落した陸上自衛隊の 96 式装輪装甲車
11 月 13 日に大分県の陸上自衛隊玖珠 (くす) 駐屯地でおこなわれた 59 周年記念行事において、訓練展示中に 96 式装輪装甲車の右前輪が、段差の衝撃によって脱落。その瞬間を捉えた映像が YouTube 上に投稿された。
投稿者によると、車輌は停止後バックを試みたものの動けず、立ち往生していたとのことで、その後カバーを被せられて規制線が張られていたことが明かされている。

96 式装輪装甲車は、8 本のコンバットタイヤを備えた隊員輸送の装輪装甲車。主に、普通科部隊などに装備し、作戦機動に引き続き、敵の脅威下に戦場機動して人員輸送などに使用する。

高速機動力を有し、接敵機動および敵の火力脅威下における戦場機動に優れている。車体後部に 8 名の隊員を乗せることができる。(乗員は 10 名)

製造は小松製作所。

96 式装輪装甲車の諸元および性能は以下の通り。

乗員:10 名
全備重量:約 14.5 トン
全幅:2.48 メートル
全高:1.85 メートル
最高速度:時速 100 キロメートル
エンジン:水冷 4 サイクル 6 気筒
ディーゼル機関:360PS / 2,200rpm
武装:96 式 40mm 自動てき弾銃または 12.7mm 重機関銃×1


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