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「狂犬」マティス次期米国防長官に対する公聴会の席で陸軍の次期制式ピストル選定 MHS に批判の声

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「狂犬」マティス次期米国防長官に対する公聴会の席で陸軍の次期制式ピストル選定 MHS に批判の声
Photo by Catherine Threat
昨年 9 月にスミス アンド ウェッソン (S&W: Smith & Wesson) 社が選定レースから脱落した一報以来、公式情報筋からの音沙汰が無くなっていた米陸軍の次期制式ピストル選定「XM17 MHS (Modular Handgun System) 」。

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12 日に連邦議会で開かれた、トランプ次期政権下で国防長官に指名されている「狂犬」ジェームズ・マティス (James Mattis) 退役海兵隊大将に対する公聴会の席で、MHS 計画が槍玉に挙がっていた。
2 名の共和党上院議員が、M9 ピストルからのリプレイスに伴う総額 3 億 5,000 万ドル (=約 403 億円) と推計されているその調達計画に、痛烈な批判と疑問を呈している。2 名の内の 1 名は、アイオワ州選出のジョニ・エルンスト (Joni Ernst) 共和党上院議員で、以前から MHS 計画を批判し続けてきた人物。

MHS 計画については、過去にも議員の中で批判の声が挙がっており、上院軍事委員会で委員長を務める有力議員の一人、ジョン・マケイン (John McCain) 氏も「複雑な要件と共に銃器メーカーに混乱をきたしている」「現在の計画を廃止し、既製品の見直しをすべし」と異議を唱えていた。

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「陸軍の次期ピストル・アップグレードの取り組みは「ミスファイア」だ」米有力議員が痛烈に批判

気になるレースの行方は、Military.com の Kitup! によると、ベレッタ、FN ハースタル、シグ・サワー、グロックがいまだ選定に残っているようだ。

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