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米陸軍の新型『ジャングル戦闘ブーツ』は4つの専門分野から成る作業グループで評価中

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米陸軍の新型『ジャングル戦闘ブーツ』は4つの専門分野から成る作業グループで評価中
Photo from PEO Soldier
This photo is for illustrative purposes only.
世界最大規模の標準化団体「米国試験材料協会(ASTM International: American Society for Testing and Materials)」が、陸軍の新型ブーツ開発を特集した。

陸軍はベトナム戦争時代から続くジャングルブーツの陳腐化に伴い、計画策定局(PEO: Program Executive Office)を中心として、新たなジャングル戦闘ブーツの開発に乗り出している。このことについては過去何度かに渡って既報の通りなので、興味のある方は下記リンク先よりご覧頂きたい。

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ASTMによると、現在ブーツは、①生体力学および負傷軽減、②布地と革、③通気性と乾燥、④一般的なデザイン要求概念と計4つの専門分野に分かれた作業グループによって評価が進められているとのこと。
これら4つの作業グループは、7月までにジャングル戦闘ブーツに関する規格のとりまとめをし、その後9月30日までには、各専門分野での研究開発計画の作成・実行をおこないたいとしている。

またASTMによると、一連の過程が円滑に進んだ際、「工業規格の標準化を担う連邦機関である国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)が、他の陸軍用の装備に再現を希望している」「ジャングル戦闘ブーツの作業が終われば、次の規格化は軽量で難燃性を持つ頭部・頸部の防護装備に着手する」としている。

Source: Building a Better Boot

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