中国が「透明マント」を開発?映像は編集ソフトで加工か
戦況を一変させる「透明マント」は現実のものとなったのか―。
中国のウェブユーザーが、ヒトの体をスッポリと包み、周囲の環境と完全なまでに溶け込ませる光学迷彩を使った映像を投稿し話題となっている。
中国版ツイッター「微博」に投稿されたこの映像は、公安部刑事局の陈士渠(Chen Shiqu)副局長が公式微博アカウントを通じて「この量子迷彩服を着ることで人々は視認されることがなくなる」「この技術は軍用のステルス戦闘服として活用され、ナイトビジョンゴーグルでも見えない」と紹介したことから一気に拡散。その後、英語圏のタブロイド紙にも飛び火している。
中国のウェブユーザーが、ヒトの体をスッポリと包み、周囲の環境と完全なまでに溶け込ませる光学迷彩を使った映像を投稿し話題となっている。
中国版ツイッター「微博」に投稿されたこの映像は、公安部刑事局の陈士渠(Chen Shiqu)副局長が公式微博アカウントを通じて「この量子迷彩服を着ることで人々は視認されることがなくなる」「この技術は軍用のステルス戦闘服として活用され、ナイトビジョンゴーグルでも見えない」と紹介したことから一気に拡散。その後、英語圏のタブロイド紙にも飛び火している。
一方で映像については当初から「CGではないか」という声も挙がっていた。このことについては、映像製作企業の「クアンタム・ビデオ」社でプロデューサーを務めているZhu Zhensong氏が中国共産党上海委員の機関紙「解放日报」に対して「"透明マント"など無かった」と語っていることからも明らかになっている。
A screenshot from 陈士渠 official Weibo channel
英国タブロイド紙によると、Zhensong氏は、「ビデオは編集され、青色または緑色のプラスチック布で撮影されていた」「今まで多くのアクション映像であったように、アドビの"アフターエフェクト"のような映像編集ソフトを使って背景と溶け込むような編集がおこなわれている」と紹介している。
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