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7 ヶ国・22 チームが参加した国際スナイパー競技会で中国軍の特殊部隊チームがメダルを独占

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7 ヶ国・22 チームが参加した国際スナイパー競技会で中国軍の特殊部隊チームがメダルを独占
Photo/www.81.cn
カザフスタン北部のカラガンダ州でおこなわれていた、国際スナイパー競技会「ゴールデン・アウル (Golden Owl) 2016 」が一連の日程を終えて閉幕した。

今年で第 7 回の開催を数えるこの年次競技会。中国人民解放軍 (PLA: People's Liberation Army) の機関紙によると、PLA の特殊部隊スナイパーが、表彰台を独占したことが明らかとなっている。(中国機関紙では「年次開催」となっているが、その後投稿された米陸軍特殊部隊・グリーンベレー (3rd SFG (Airborne) ) 第 3 特殊部隊グループの投稿映像には、「2年に一度の開催」と記載されている)

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Kazakhstan: Golden Owl international sniper competition kicks off in Karaganda
6 月 25 日までの 5 日間に渡っておこなわれたこの競技会には、開催地を提供したカザフスタンをはじめ、米国、英国、ロシアなど 7 ヶ国から 22 チームが参加。また、トルコとインドがオブザーバーとして視察団を送り込んでいる。

全 14 種目に渡る競技の内、7 つの種目で中国チームがトップ (金メダル獲得) になったことを含め、合計 9 つのメダルを獲得している。(金メダル獲得数ならびにメダル獲得数の両部門において中国チームがトップ)
PLA 機関紙である「チャイナ・ミリタリー・オンライン (China Military Online) 」や、中国共産党中央委員会の機関紙である人民日報 (People's Daily) によると、「本競技会における国産武器の使用が認められたのは初めて」「国産品で臨んだ中国の特殊部隊員にとってベストな結果だ」と高く評価している。

また PLA 機関紙では、「第 26 集団軍 (PLA 26th Group Army) から 5 名の隊員が参加」「第 26 集団軍の特殊作戦旅団は、中国人民解放軍の中に 13 ある特殊部隊の中の 1 つに数えられている」「1994 年に創設された当該旅団は、戦略的抑止力、戦闘攻撃、特殊作戦、情報に基づく多様なタスクの実施などに向けたタスクフォースとなっている」といった解説が記載されている。



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