NEWS

ドイツが独自の第6世代ステルス戦闘機(FCAS)を組み立てる新プログラムの初期段階に

海外軍事 Comments(0)
ドイツが独自の第6世代ステルス戦闘機(FCAS)を組み立てる新プログラムの初期段階に
Germany's new stealth fighter (concept drawing)
ドイツが、独自の第6世代ステルスジェット戦闘機を組み立てる新しいプログラムの初期段階にある。米国の外交専門誌ナショナル・インタレストが報じた。
本件の初報は、英国の軍事情報サイトIHSジェーンズが昨年6月に報じており、そこでは、ドイツとエアバス防衛宇宙によって "未来の戦闘航空システム(FCAS: Future Combat Air System)" と命名された空軍(Luftwaffe)の第6世代戦闘機が、現行のトーネード戦闘爆撃機のリプレイスおよびユーロファイター・タイフーン制空戦闘機の補完を担うものになることが示されている。

また、有人機と無人機を1つの運用単位に統合するため、複数システムを相互接続した「システム・オブ・システムズ(SoS: System of Systems)」となり、乗員2名によって操縦される双発エンジン、双垂直尾翼の機体で、2030年から2040年での運用計画であることも示されている。

そして今回のナショナル・インタレストによると、FCASはなるべく既存技術を投入することで、短期の実現を目指す動きにあるようだ。同誌は、「ドイツが他の欧州諸国と協力してFCASを開発するかどうかは明らかではない」「ドイツの航空宇宙産業は、第二次世界大戦の終結以来、本格的な戦闘機を生産していないが、先進工業基盤を持っており、比較的早い段階でその能力を再構築することができる」と評価している。

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop