「鉄拳2017」米海兵偵察部隊が西部方面普通科連隊と市街地環境下における近接戦の戦術を共有

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米海兵隊と陸上自衛隊による年次恒例の二国間実動訓練「アイアンフィスト(鉄拳, Iron Fist)2017」が、カリフォルニア州キャンプ・ペンデルトン及び海軍サンクレメンテ島訓練場において、1月30日~3月10日の期間でおこなわれている。

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「鉄拳2017」米海兵偵察部隊が西部方面普通科連隊と市街地環境下における近接戦の戦術を共有
訓練に参加している第13海兵遠征部隊(13th MEU, Marine Expeditionary Unit)が、2月14日におこなわれた建屋内部を使った戦闘訓練の映像を公開した。

この戦闘訓練には、海兵隊からは第1偵察大隊C中隊のメンバーが、また一方の陸自側は、西部方面普通科連隊(WAiR: Western Army Infantry Regiment)の隊員が参加しており、市街地環境下における戦術の共有を図っている。
またこの他に戦闘強襲用ゴムボート(CRRCs: Combat Rubber Raiding Crafts)を使った実戦想定の偵察訓練がおこなわれている。この訓練では海兵隊が陸自に対して、偵察・水陸両用技術の統合方法を上陸作戦時に落とし込み実演することが目的となっている。

「鉄拳2017」米海兵偵察部隊が西部方面普通科連隊と市街地環境下における近接戦の戦術を共有
Photo by Lance Cpl. Tyler Byther
12回目となる今回のアイアンフィストには、米海兵隊側から500名と、陸自から350名の隊員が参加。陸自は、島嶼部での作戦に必要な戦術・戦闘および米軍との相互連携要領を実行動により演練し、その能力の維持・向上を図っている。

第13海兵遠征部隊は以下の映像も公開している。




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