240年以上の歴史と伝統を紹介する『米国立陸軍博物館(National Army Museum)』が2020年にオープン
『米国立陸軍博物館(National Army Museum)』が2020年にオープンする。
首都ワシントンD.C.から南に30分以内、バージニア州フォートベルボアにある絶好のロケーションに、東京ドーム約7個分にも匹敵する80エーカーの敷地が用意された。そこには、185,000平方フィート(約5,200坪)の建屋が建造され、陸軍所蔵のコレクション15,000点や貴重な写真・書類などの資料30,000点が展示される見込み。
Screenshot from U.S. Army National Museum official website.
240年以上に渡る米陸軍の歴史と伝統を包括的に見学ができて入場無料。ギャラリーには、①「兵士の物語」、②「国の為の戦い」、③「陸軍と社会」という3つの主要テーマが掲げられている。中でも②「国の為の戦い」では、革命戦争(Revolutionary War)から始まり、最近のイラク、アフガニスタンでの戦争に至るまで、6つの期間に区切ったギャラリーが設置される。
Photo fro U.S. Army
また、「奉仕と犠牲」が博物館の至る所で最も重要なテーマとしている。建国から殆どの歳月を「戦争」に明け暮れている米国史を通じて、「平和とは」「兵士であることが何を意味するのか」を訪問者に投げ掛けるような内容となるようだ。
Photo from National Museum of the U.S. Army Campaign
博物館のタミー・コール(Tammy E. Call)館長は、「当館の目標は、年間75万名の来場者を見込み、彼らに陸軍の物語を伝え、そして国民と兵士を繋げるための新たな機会を創出する」と語っている。
Source: National Army Museum quickly taking shape before 2020 opening, A Great Army Deserves Great Museum
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