NEWS

自律型ドローンで偵察し後続の精鋭アサルターが敵を無力化。米海軍特殊部隊が室内戦訓練映像を公開

海外軍事 Comments(0)
米海軍特殊作戦司令部(NSWC: Naval Special Warfare Command)が、偵察用の小型・自律型ドローンを使って建屋を急襲し、室内での戦闘を想定する訓練映像を投稿した。まるで近未来を舞台としたアクションシューターゲームのような戦闘シーンが、まさに現実のものとなって運用されることが示されている。
自律型ドローンで偵察し後続の精鋭アサルターが敵を無力化。米海軍特殊部隊が室内戦訓練映像を公開
Screenshot from Naval Special Warfare Command's DVIDS channel
カリフォルニア州コロナドのキルハウスで2月末におこなわれたこの訓練。特殊部隊員が建屋を急襲する際、バックパックに収めて持ち運べるサイズの偵察用ドローンから、スマートフォンサイズの携帯端末に送られるライブ映像を確認している様子が収められている。

自律型ドローンで偵察し後続の精鋭アサルターが敵を無力化。米海軍特殊部隊が室内戦訓練映像を公開
Screenshot from Naval Special Warfare Command's DVIDS channel

自律型ドローンで偵察し後続の精鋭アサルターが敵を無力化。米海軍特殊部隊が室内戦訓練映像を公開
Screenshot from Naval Special Warfare Command's DVIDS channel
野戦とは違い、室内戦闘では入り組んだ構造の中を滑らかに移動する必要が出る。映像では隊員から放たれた手乗りドローンが、敵脅威の潜む建屋に先行して侵入。ライブ映像を送信しながら、敵の隠れる部屋へとナビゲートし、後続の精鋭アサルターによる敵の無力化に貢献している様子が映し出されている。

こうした小型自律式ドローンの導入は、戦闘の効率化を図ることはもちろんのこと、貴重な特殊部隊員の損耗を回避する狙いがある。

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop