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難航するポルトガル軍の小火器刷新計画

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ポルトガル軍は2017年から小銃、拳銃、軽機関銃といった小火器を一斉に更新しているが、その進行は順調とは言い難いようだ。

計画では、ポルトガルの国営工廠であったINDEPが操業を停止しているため、代わってNATOのNSPA(NATO支援・調達局)がメーカーから調達を行うことになっている。
例えば2018年6月、NATOがベレッタ社の拳銃を調達しようとしたのに対し、陸軍は「要求仕様・性能を満たさない」とこれに反発するなど、NSPAとポルトガル陸軍の足並みが揃わない。このため2017年末には終了する予定が、現在も遅延している。

また、自動小銃選定についても同様の動きがある。現在、H&K社のHK416とFN社のSCARが最終の候補となっている。元々NSPAとの合意では「NATO所属の2カ国以上が現用しているもの」を採用することになっており、これによってSCARは候補ではなかった。しかしなし崩し的に候補に組み入れられることとなったため、商社を通じて独自にHK416を配備している緊急即応連隊(BRR)麾下の特殊部隊や空挺部隊などとの補給の整合性が取れなくなる、と軍が反発している。

制式火器の調達は、大口の注文を取りたいメーカー、安く上げたい政府側関係者、性能を求める軍など、多くの利害関係者が絡む複雑なものになる。ポルトガル軍は近年、様々な装備の刷新を急速に進めているが、小火器においては制式小銃にH&K社のG3のライセンス生産バージョンであるFBP m/961を今も使用しているなど陳腐化が進んでおり、一刻も早く事態を収拾したいようだ。

Source: Exército aceita substituir G3 por espingarda em uso num só país da Nato, Choque entre Exército e NATO deixa Portugal com a velhinha G3

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201902
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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