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SOCOMが「M4A1」をPDWにする『SIG MCX』変換キット×10セットを発注。納品先は海軍洋上戦センター

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A screenshot from SIG SAUER's YouTube Channel
This photo is for illustration purposes only.
米陸軍契約司令部は1日、連邦事業機会の公告を通じて、シグ・サワー(SIG Sauer)社との間で「MCX PDW(Personal Defense Weapons)」におけるパーツ供給契約を交わすと発表。軍特殊作戦司令部(USSOCOM)で使用されている既存M4A1カービンのコンバージョンキットとして10セットの購入になることが示されている。

Item No.0001: SIG SAUER MCX PDW 300 BLK UPPER RECEIVER GROUP (5.5'') ×10
Item No.0002: SIG SAUER MCX PDW 5.56 BARREL (5.5'') ×10
Item No.0003: SIG SAUER MCX PDW SUPPRESSOR HANDGUARD ×10
Item No.0004: SIG SAUER MCX PDW 300BLK SUPPRESSOR (SHORT) ×10
Item No.0005: SIG SAUER SRD 7.62 SUPPRESSOR ×10
Item No.0006: SIG SAUER MCX FOLDING/TELESCOPE STOCK ×10
Item No.0007: SIG SAUER MCX PDW FOLDING SKELETON STOCK ×10
Item No.0008: SIG SAUER MCX PDW STOCK ADAPTER KIT ×10
Item No.0009: SIG SAUER QD SLING ADAPTER ×20
Item No.0010: POLYMER RIFLE CASE ×10
Item No.0011: WILCOX BOSS 300BLK OPTIC (6-200) ×10
Item No.0012: SIG SAUER MARKED 300BLK MAGAZINES ×60
Item No.0013: SIG SAUER JULIET 4X MAGNIFIER ×10
昨年3月、SOCOMはM4A1のロアレシーバーを加工せずに組み込め、.300 BLK / 5.56x45mm NATO弾に対応し、3分以内に交換できる機構を備えたPDWの取得を求め、情報提供依頼を発出している。.300BLKは、一般的な5.56x45mm NATO弾と比べて重く飛翔速度が遅いため、PDWの役割に適した近距離交戦に特化していると考えられている。
その他要求仕様については、当時の記事(下記リンク先)にも記載があるので、興味のある方はそちらより参照頂きたい。

関連記事:
アメリカ特殊作戦司令部がM4A1用PDWキットの情報提供を募集中

参考映像:Sig Sauer MCX Rattler - Mission 4: Tango Down

前回の情報提供依頼を踏まえた市場調査の末、シグ社はSOCOMの要求に応えられる唯一の企業と判断。同社のコンバージョンキットは、M4A1をPDWとするための民生品利用(COTS: Commercial-Off-The-Shelf)に関する要件を満たしていたと結論付けられている。
こうした経緯からも今回の契約は「独占供給契約(sole source contract)」となっており、本会計年度の第2四半期に始動することが示されている。

今回の発出情報と併せて添付された書類データ(W15QKN-18-R-0020)を確認してみると、シグ社のキットはインディアナ州クレーンにある「海軍洋上戦センター(NSWC: Naval Surface Warfare Center)」に送られることが示されている。同施設は、海軍特殊部隊SEALのための新型小火器システムに関する研究・開発が日常的におこなわれているばかりでなく、時としてその他軍特殊部隊に向けた同様の活動をおこなっていることでも知られている。

関連記事:
シグ社・PDW用途向け超短縮型カービン「MCX Rattler」を発表

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