イスラエルのSensight社が、あらゆる状況に対応する強力な「オールインワン」スマートサイトを発表
米国最大の銃器展示会、「SHOT Show 2019」において、イスラエル・センサイト社の米国法人『Sensight US Inc.,』が、次世代の新型デジタル式ライフル用サイト『Sensight SSR400』を発表した。
Photo from Sensight
現在のところ主にハンティング用途を想定したもので、大型ディスプレイによりシューターは両眼を開けたままターゲットを狙い撃つことができる他、デジタルならではとなる各種の特徴を最大限に活かした設計に特徴を持っている。
先進技術を結集させたこの新製品に対して同社は、「世界で最もパワフルな照準システムだ」と自負している。
ターゲットを確認してから素早く狙いを定めるため、特許申請中の「アイ・レリーフ・フリー(ERF: Eye Relief Free)ビューアー」と「アイズ・オン・ターゲット(EOT: Eyes On Target)」を装備。
Screenshot from Sensight
また同社最新の「デュアル・カメラ・システム(Dual Camera System)」により、1.3倍率から最大20倍率までズームし、鮮明な画像で映し出すことができる。低照明下もカバーしており、もちろん録画も可能。容量は最大32GBとなり、1,080pフルHDに対応している。なおEOTとDCSの組み合わせによって、シューターはサポートハンドの指先1つの動きで、視点をずらすことなく倍率変更の操作がおこなえる。
またディスプレイの手前には、専用スマホアプリ「センスビュー(SenseView)」とWiFi&Bluetooth接続に対応し、タッチ操作式となった各種コントロールオプションが用意されている。ここには弾道計算機、3Dジャイロスコープ、GPS、レティクルイメージとカラーの変更といった機能が盛り込まれ、シューターが置かれた環境やその好みに応じて設定変更がおこなえる。
Photo from Sensight
本体は防水・防塵仕様。メインバッテリーは最大8時間の駆動に耐え、外付け電源パックによって追加で12時間の駆動を可能としている。
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センサイト社によると、「発売は4月ないし5月を予定しており、価格は1,000ドル(=約11万円)ほどの「安価」で提供できるだろう」とのこと。
Source: Sensight
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