NEWS

インド軍次世代近接戦闘小銃コンペに豪・タレス社と印・カラヤニ社が共同入札

海外軍事 Comments(0)
インド軍次世代近接戦闘小銃コンペに豪・タレス社と印・カラヤニ社が共同入札
Photo from Thales.
先日、制式小銃としてロシア・カラシニコフ社のAK-203を75万挺ライセンス生産を行うことが決定したインドだが、次は近接戦闘用カービン35万丁の選定が進んでいる。インド国防省はオーストラリアのタレス社とインドのカラヤニ社の共同入札を受理したと発表した。

参考:インド国営造兵工廠(OFB)がロシア・カラシニコフ社との間で『AK-203』×75万挺の合弁事業を始動 - ミリブロNews
カラヤニは近年サーブ社、サフラン社など国外の軍需企業との連携を進めている。今回はタレス社が設計開発の技術を供与する形で提携し、タレス社のF90 5.56mmカービンのバリエーション開発を行うものと見られる。インド軍だけでなく国外への輸出も行うようだ。

インド軍は現在、近接火器として9mmのスターリング短機関銃を使用している。第2次世界大戦中に生産性を重視して設計されたもので、現代的な性能を持っているとはいえず、制式小銃とともにリニューアルが切望されていた。

スターリング短機関銃を使用するインド海軍。
インド軍次世代近接戦闘小銃コンペに豪・タレス社と印・カラヤニ社が共同入札
Photo from Indian Navy

関連記事:
インド陸軍の新制式小銃に米シグ製『SIG716』&カービンにUAEカラカル製『CA816』選定の可能性が急浮上
インド陸軍が米国製小銃を取得予定。シタラマン国防大臣がSIG Sauer製品×73,000挺の調達を承認

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201904
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop