大戦中に鹵獲された零式艦上戦闘機「アクタン・ゼロ」のパーツから作られたナイフ

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兵士個人が倒した敵の荷物から「戦利品」を得ることは禁じられているものの、多くの兵士が記念品として装備の一部や武器などを持ち帰っている。こちらのナイフもそうしたトロフィー的なものの一つである。
アラスカ沖、アリューシャン列島のアクタン島で鹵獲された三菱・零式艦上戦闘機、通称「アクタン・ゼロ(Akutan Zero)」は、ミッドウェー海戦に連動して出撃した古賀忠義一飛曹の乗機。対空砲火を受けて不時着し、乗員は死亡したものの機体はほぼ完全な形を保っており、アメリカ軍の零戦研究・対抗戦術の構築を大きく前進させたと言われている。

当時の記録によれば、あまりにも物珍しい出来事であったため見張りの存在にもかかわらず部品を持ち帰ろうとする者が後を絶たなかったという。このナイフもそうした「戦場土産」から加工されたもののようで、刃は折れた主脚から、シースは座席の皮から、そしてハンドルは風防のアクリルから作られている。

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201801
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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