米陸軍スナイパーコースによるギリースーツ・ウォッシュ映像

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米ジョージア州カセッタの陸軍フォート・ベニング基地 高等機動作戦センター(MCoE: Maneuver Center of Excellence)の広報課が運営するフェイスブックページに、第316機甲旅団 第29歩兵連隊 第1大隊 C中隊のスナイパーコース(USASC: U.S. Army Sniper Course)でおこなわれている「ギリースーツ・ウォッシュ(Ghillie Suit Wash)」の映像が公開中。

訓練生スナイパーがギリースーツを身に纏い、森林の中の赤茶けた泥水を這いつくばっている様子が収録されている。

U.S. Air Force photo/Airman 1st Class Nicholas Benroth
ギリースーツとは
ギリースーツは、戦闘服やメッシュ地を使った被服の上に、格子状に縫い付けられたパラコードに対して、短冊状の布や専用の化繊ジュートなどを多数括り付けることで、着用者を周辺の植生に溶け込ませて、敵からの発見・判別の可能性を低減させる効果を狙った迷彩装備の一種。

ギリースーツ(ジュート)の馴染ませ方
市販されている染色済のギリースーツ用ジュート×複数カラーと、藁(わら)を組み合わせて縫い付けたギリースーツに水を染み込ませる。(写真は頭部と肩をカバーするだけの所謂「ハーフギリー」と呼ばれるモデル)

十分に水を吸った状態のギリースーツを、地面に激しく擦り付ける。この時、臆することなく、思い切りよく汚すことがポイント。(買いたてのエアソフトにスプレー塗装するような感覚で)

水を吸った状態で強く擦り付けられたジュートを乾燥させる。

ジュートは乾燥の過程で一方向に捻じれる特性があるため、それを丁寧に解いてゆく必要がある。そして、途中でブラッシングをおこなうなど、この工程を何度か繰り返す内に、程よくカールし、擦り切れた「程度の良い」ジュートが作り上げられていく。

これら一連の作業を何度か経ることで、直線的で人工製品らしい新品のジュートだったものが、よりナチュラルで周囲によく馴染むシルエットを持つジュートへと変貌を遂げる。

あとは植生に応じた草木を足せば、フィールドの中で敵に気付かれず、溶け込むことのできる心強い装備となる。

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