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素早く確実な射撃を補助する新型「多機能照準ライト(MFAL)」が試験中。米陸軍は小銃用に先行購入を希望

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Photo Credit: U.S. Army photo by David Vergun
米陸軍が、素早く確実な射撃の補助を目的にした新たな『多機能照準ライト(MFAL: Multi-Function Aiming Light)』のテストをおこなっている。
5月24日、ペンタゴンで「近接戦殺傷技術デイ(Close Combat Lethality Tech Day)」が開かれた際に展示されたのと併せて、「今年初めに兵士計画策定局(PEO Soldier: Program Executive Office Soldier)のあるバージニア州フォート・ベルボアで、新型MFALのテストがおこなわれた」ことが明かされている。このテストに参加した兵士の射撃速度は、実施内容が明かされていないものの、MFALを使用しない場合と比べて「3~5秒速くなった」という。


Photo from StreamLight
陸軍が先月31日付けで投稿した写真には、ストリームライト(StreamLight)製『TLR-8』をベースとしたプロトタイプが装着されている。ストリームライトのTLR-8は、CR123Aリチウム電池×1個で駆動し、強力な500ルーメンを生み出すLEDライトと、赤色エイミングレーザーの照射を可能としたモデル。メーカーの製品紹介ページには、SIG P320に装着した宣材写真が掲載されている。

MFALは夜間・日中の両方において、射撃時のエイミングを補助するため「赤外線」「可視光線」の両方に対応する装置であり、テストが進められている製品は、以前に開発されたバージョンと比べて小型・軽量化が図られている一方で、出力は強化されているという。
リチウムバッテリーを動力源とし、最大で8時間の駆動を可能。ピストル取り付けモデルでは、最大25メートル、M4などのライフル取り付けモデルでは、日中で200メートル、夜間では600メートルの照準補助がおこなえる。

「不定期出荷・不定数量」契約の下で進められるため、現時点では購入数量が定かになっていないものの、生産開始は3~5年を計画している。なお陸軍としては、ピストルよりもライフル用途の購入を優先的に進めたい考えを示している。


Photo: AN/PEQ-15 Advanced Target Pointer Illuminator Aiming Light (ATPIAL)


Photo: AN-PEQ-15A Dual Beam Aiming Laser-Advanced2 (DBAL-A2)
MFAL製品群にはこれまでに、「AN/PAQ-4C」からのリプレイスとして開発された「AN/PEQ-15 ATPIAL(Advanced Target Pointer Illuminator Aiming Light)」「AN-PEQ-15A DBAL-A2(Dual Beam Aiming Laser-Advanced2)」がラインナップしている。

兵士計画策定局が2017会計年度で示した資料によると、2015~2019会計年度において、陸軍の「戦闘車輌・軍備司令部(TACOM: Tank-automotive and Armaments Command)」が、AN/PEQ-15およびAN/PEQ-15Aの持続可能なサポートを提供するとしていた。

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